このところ風邪気味で、昨日からダウン。今日はジムの日だったのにお休み・・・。

でも2日間ゆっくりしたので、大分良くなった。

明日からまた会社だ。



昼、行きつけのネイルサロンに行ってきた。

デザインは毎回その場で決るのだが、今回はシンプルにしてくださいとお任せでお願いして・・・担当の方が進めてくるデザインが、ことごとく私的にシンプルじゃなかったことに「およよ?」と思った。




で、思い出した。

個人の「シンプル」の概念って、実に様々で・・・例えばユニクロ。

ユニクロを、シンプルだと思う人と、思わない人がいるという話がある。

「色が一色で、形のバリエーションが豊富であること」、また逆に、「形が1つでも色や柄が豊富に用意されていること」、例えばそのどちらを、よりシンプルであると取るか。

そこが、人それぞれ違うのだ。

ボタンやステッチ1つを余計なものととるか、その物品のいち「要素」と受け取り、全体がシンプルであればシンプルだと判断するのか。また、例え無地一色でも原色はシンプルではなく、モノトーンだけをシンプルだと思う人もいるだろう。




じゃあ、シンプルって何なのさと言われたら・・・私のひとつの結論は「個人的な、適度な程良さ」ということになる笑。ものすごーく、さじ加減が難しい~。


まぁ結局、そのギャップは話し合いで埋めていきましょうということになる。私とあなたのシンプル概念が違うなら、ゲストである私がきちんと自分の要望を伝え、プロの仕事をして頂く努力をしましょうということだ。


しかし、私もいつもは、「こういう色味でこんな形のデザインでストーンはここに1個とここには2個で・・・・」と割と細かくオーダーするタイプなのだ。

でも今回に限っては、シンプルにしたかったから、シンプルにしてくれと言った。

そう頼めば、絶対シンプルになるだろうと思ったからだ。

つまり私は、シンプルという概念に限っては、お互いそんなに大きくズレ無いだろうと、予測したんでしょう。無意識に。




これが例えば、「おっかなびっくりな」デザインとか、「世も末な」デザインとかだったら、こちらが説明しないことには相手も一切合財分からないから、最初から念入りに説明しているはずだ。

そう、だから、身近で良く使う当たり前の言葉にこそ、こういう概念のズレがひっそりと潜んでいると考えられる。

言葉って面白いなぁと思う。



あと、その方が、「○○感」という言い回しを良くするのだけど・・・

これがまた気になる!

良く聞きますよね、清潔、と、清潔感、の違い、みたいな話を。
これ、実際に聞くと本当に気になる!


「清潔感のある色合い」とかならまだしも、「きちんと感が出ますよね」とか。



きちんと感って・・・いや、私は普段きちんとしてますから、逆に爪はちゃらんぽらんで良いのです、とか言いたくなったりする。きちんとしてない人に使う言葉だと、私が思っているからだ。

向こうは全然そんなつもりないと思うけれど・・・


めんどくさい女ですみません。




で、これはシンプルなのか?




この毎日を物語に変える、掟