ジブリ雲がよく見られる様になったフィレンツェ。用事があったついでに
久しぶりに贅沢をした。
手術をした後は生物は控えていてようやく最近口にしている。全身麻酔ってやっぱり身体にかなりダメージを与える気がする、かなり弱ったからね。抵抗力も低下しているだろうからと生物は1ヶ月我慢していたのよ。やっぱりイタリアだからね、用心だよ。
他のスーパーと違ってこのお寿司はキッチンが売り場から見えるタイプ。だから工場で作られているお寿司よりシャリが美味しいのよ。
そして午後はようやくタンスを片付けた。春夏冬物がごちゃ混ぜになっていたのを綺麗にたたみ直して整頓した。
こんな作業も割と左腕には辛いみたい。とにかくトレーニング以外に日常生活で左腕を普通に使って鍛えていかないとね。
夕食は
前夜のおかずがパスタになった宴。
早々に片付けてフィオレンティーナの試合観戦!いよいよイタリアでは昨日からセリエAの最終試合が始まったのよ。
対戦はアウェイでカリアリ。実は昨日はカリアリを導いて来たラニエリ監督の引退試合だった。
試合開始となる直前にスタジアムは拍手で包まれた。前年カリアリのセリエA復帰をもたらし、先週の試合でセリエA残留を導いた監督にカリアリの人々は喝采を送っていた。
観客はそれぞれプラカードを持っていたけど、Sir とかDio 神とかそりゃあもう熱烈に愛されているのが伝わって来る。
そして観客のみならずフィオレンティーナも、そして審判達も拍手を送り続ける。
ラニエリに救われたチームは沢山いる。フィオレンティーナだってコッパイタリアで優勝したからね。奇跡の監督と呼んでもおかしくないかも。
とにかく物凄く感動的な試合の幕開けで、カリアリ優勢で試合は運ぶ。だけどね、13分になったらカリアリのサポーターは亡きフィオレンティーナのカピターノの為に拍手をし再び試合は中断したのよ。
カピターノは背番号13番だったからフィオレンティーナのサポーターはいつも13分目に拍手をするの。だからそれにならってカリアリも拍手をしてくれた。
実は我らのカピターノはカリアリてもプレイしていて彼の背番号はカリアリでも永久欠番となっている。
なんか感動の嵐に包まれながら試合は進んで行くのよね。
カリアリ優勢でありながらも先制点はフィオレンティーナがあげた。
でも後半戦はカリアリに逆点されてしまったのよ!
来週の水曜日にコンファレンスリーグの決勝を控えているフィオレンティーナはスタメンを半分温存していたけれど後半はエースを投入。そして89分に同点に持ち込んだ。
そして長〜いロスタイムが始まるんだ。敵の攻防は激しかったけれど、段々とセリエA最終試合って感じでカリアリは選手交代をして普段はベンチにいる選手を投入していく。ただね、ロスタイムで守りに入ってしまっただけにフィオレンティーナの猛攻撃にあってしまったの。そしてフィオレンティーナは遂にPKをゲットし103分にゴールを決めたのよ。
いやはや、最後に相応しい素晴らしい試合だった!ラニエリ監督に花を持たせる事が出来ずに申し訳ないけれど、この勝利でフィオレンティーナは8位確定で来年もコンファレンスリーグに参加出来る事になった。
103分に及ぶ熱戦で素晴らしい幕引きとなった。ただね、いや、待てよ。フィオレンティーナにはまだ1試合残っているんだ!!!
フィオレンティーナのGMが倒れた日の試合は順延されていて6月2日に行われる。そうなんだよね、彼はもういないのだ。
昨日もスーパーに行った後に斜向かいのバールを眺めた。ついつい彼を探してしまい、あっ、もう居ないんだって思い出す。
フィオレンティーナはここ数年の間にカピターノとGMをアウェイの試合直前に失ったんだよね。こんなチーム他にいないよ。。。
って訳ですっかりさよならセリエAって感動の嵐の中、実はまだ1試合あるじゃないって思い出すの。解説者も、そういえばフィオレンティーナはまだもう1試合あるんだ、って話していたくらい。
それでもラニエリ監督の最後の試合に立ち会えて良かったわ。
感動的だったし、熱戦だったし、記憶に残る名戦で感動の嵐に包まれた。
朝になってもまだ興奮冷めやらぬ私から、最後まで読んで下さった方々に感謝を込めてBACI BACI!
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