昨日はホメオパシーの薬局へお散歩がてら行く事にした。
そこでびっくり
こんな遊覧船が出来たんだ！
正直よくあんな川の水の近くにいれるよねって思ってしまう。アルノ川はダムによって流れを調整していていつも勢いよく流れている訳ではないから水が淀みヌートリアがいっぱい住んでいるからだ。
それでも川イコール遊覧船になるのは観光都市の宿命なのか？金になる木は見逃さない的な？
実はアルノ川沿いを歩くのは大好きだ。それは丘の建物を眺めながら踊る様な気持ちになれるから。
そこで臨場感を伝える為に動画を撮ってみたんだけど
やっぱり自転車か自動車じゃないと伝わらないかな？
口で解説すると丘の上にある建物って高さも形もまちまちで動きながら見ると不思議なリズムがあるのよね。文才があればもっと素敵な表現があるんだろうな。
実はこの景色を見る度に思い出すのは何故か桂離宮だ。桂離宮で飛び石通りに歩きながら眺める景色や離れて歩きながらみる書院の柱が調べるリズムとなんか似通っていて好きなんだ。
そういえば私はドライブもウォーキングも目的地で景色を眺めるのって興味がなくて動きながら見る景色が好きなんだよね。
建物も眺めるより動いて体感するのが好き。
この時も階段下りながら求心力を感じたな。私は安藤忠雄の建築の中に身を置くと求心力とか遠心力とかから宇宙を感じるのよね。ただ留まっているより動いて感じる建築な気がするしだから好きだ。
そっか、どうやら私は切り取り画像よりシークエンスが好きらしい。
シークエンスには調べがあるから、その調べに身を任すのが私にとってはエクスタシーなのよ。なんかドラマチックで自分が花道を歩く主役みたいに思えちゃうし。そんな風に感じさせてくれる建築は大好きだ。
そういえばヴィーナス誕生もね、後退りしながら眺めていたらある距離に達すると風が吹いて波がヴィーナスを運んで来てくれるのよね〜。だから昔の展示方法が好きだった。だって距離離して観れたから。
世の中には色んな調べがあるけれど、私は音楽からよりもこんな風に体感しているタイプらしい。
仕事から離れているせいか私はこんな調べに身を任せる日々を取り戻したみたいだわ。仕事をしているとルーティンの調べに身を任してしまうからね。
朝はお散歩して午後は大人しくしているのが今の私。ここ数日風が強いから活動量を抑えている。風はエネルギーを持ち去ってしまうからね。
夕食は
先ずはアペリティーヴォに
魚介ニョッキを美味しく頂いた宴。
実は午後はずっと美味しい香りを嗅ぎながら過ごしていた。
彼は午後ほぼ準備をして食べるちょっと前に仕上げるタイプ。だから午後家にいると彼がお台所で動く音を楽しむの。その調べは香りを伴い、なんかね、懐かしい気分にさせられる。それは小学生の頃に母が夕飯を作っているのを待つ子供の様な気分に似ているの。
あぁ、幸せ、私こんな午後を愛してやまないわ！
片付けをしていると
日が刻々と
暮れて行く。
そっか、この季節の時間帯にアルノ川の船の上にいたら最高の夕日に向かって行けるんだなぁ〜。でも衛生上抵抗はあるけどね。
そして夜はサッカー観戦。残念ながら3つの試合が重なっていて、だから私は3つの試合を同時中継しているチャンネルを選んだんだけど、良いとこ取りだから飽きないけど試合の臨場感は感じられず堪能出来なかったのよね。やっぱり１つの試合展開に身を任せるべきだったわ。
身体は日に日に動きが潤滑になって来ているから調子に乗って動き過ぎない様に気をつけている最中だ。
そのおかげで失われていた調べが感じ始められた私から、最後まで読んで下さった方々に感謝を込めてBACI BACI！
普段着はズボン派？スカート派？
夏だけワンピ派、やっぱり足が冷えるからズボン中心になっちゃうよね。
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