フィレンツェより　　三寒四温

昨日は夏日になったフィレンツェ、だから

ワンピを新調して量り売りワインを買いに行った笑笑。

このワンピ、実は胸元にボタンがあるから着やすいんだよね。術後ブラも上手く隠れるし良いチョイスだったかも。

仕事で洋服を制限されるからフリータイムだけに着れるお洋服はストレスフリーの効果がある。今回通院用にお洋服を少し買ったけれど所詮通院ファッション。多少仕事着との線引きがあるから少しストレスフリーだけど、やっぱりワンピが着ていちばん嬉しいかも。

実際には多分15分くらい着て再び着替えた。家にいる時は家着がいちばんリラックスするのだから私の洋服へのTPOの線引きはかなりある。

唯一変わった事は今は家でもブラジャーをしている事だ。普段は出かける度にブラジャーをつけていたけれど、今はいつも付けているから着替えのひと手間が省けてフットワークが軽くなっているから笑えてしまう。最初は戦闘服の様にガチガチな物に思えたけれど、今は自分の身を守る鎧の様な安心感すらあるのよね。

前日は動きすぎたら大人しくしていた私。

夕食は

海老とお野菜の煮込みの宴。

片付けをした後はチャンピオンズを観戦した。ちょっとイマイチの試合だった？前回は壮絶な闘いだったからね。今夜の試合に期待しようかな？

一応90分観終わり眠りにつく。まだまだかなり眠れるからやっぱり病人なのかもね。

そして朝

いきなり雷が鳴り出した。

今日の最高気温は昨日より10℃低いらしい。なんか行ったり来たりと振り幅が広い三寒四温だ。

実は先日何かを読んでいたら厄年という言葉に引っかかった。調べてみたら自分では三十路の厄年で終わりだと思っていたけれど還暦も厄年と知ってびっくりした。

そっか、この年代も身体の変調があるんだなって妙に納得したのよね。厄年って災いというよりは必ずぶつかる壁みたいなものなのかな？因みにこれが最後の厄年らしいけれど、考えてみたら昔の人には寿命に近い歳だろうからその先は知らなかったのかもね。今生きる100歳の方々に教えを乞いたいかも、いつの時期が壁なのか。

手術を終えてからもう2週間、そして5月を迎えてしまった。なんか時間が過ぎるのは早いよね。

ただ残念ながらフィレンツェは未だに春の三寒四温に振り回されている。

でもこんな風にちょっとお天気が悪い方が家に居やすいんだよね。お天気だと何かやらなくちゃって焦るというか、急かされるというか、取り残された気分になるというか。だからこんな曇り空がホッとする。