お家に帰って来てお姫さまライフを満喫している私。沢山の人から温かい言葉を頂いて胸が熱くなる。


そして何より自分の生命力に驚いた。


正直アラ還となり若い頃の夢を叶えて老後はお金がかかるし長生きなんてしなくてもって思っていた。ただ手術をして先ずしたかった事は自分の足で立つ事だった。頑張ろうなんて全く思わない、ただただ自由でいたかったんだ。



そして自分の身体のリズムを取り戻したくて堪らなくなった。それは本能というか、とにかく気持ち良く過ごしたいって気持ちが勝るんだ。



これが生きるという事なんだろうか?って思ってしまった。生に執着していない様で身体が立ちあがろうとするし、心が自分の尊厳を守ろうとあがくんだ。それが生命力なんだろうか?なんて思ったりした。



そんな事を色々感じていたら不思議だね、癌と分かってから泣いた事ないけど昨日は涙が出た。



悲しいというよりは嬉し泣きというか、生きようとしている自分のエネルギーとそれを支えてくれる人達から頂く愛で胸がいっぱいになったんだよね。



昨日のフィレンツェは天気が大荒れで、だからかな?なんかすっと血の気が引いた様な気になった。考えてみたら手術をしたのは火曜日の夕方で、その半日後には帰宅して、それから荷物や貰った書類整理したり、職場や友人に連絡したりと割と色々やったから疲れていたんだね。やっと緊張が解れたのかな?



だから雨の降る午後に雷の音を聴きながら静かに目を閉じて過ごしたんだよね。





相変わらず至れり尽くせりのお姫さまライフ。


夕食は




鳥のレバーと小松菜の煮込みの宴!



そしてコンファレンスリーグを観戦する。相手はUEFAでの試合では190日?くらいゴールをゆるしていないチームらしくどうやってもゴールが阻まれてしまう。相手がレッドカードで10人になってからもいくら打っても阻まれる。そして延長線にもつれ込み、1分で先制ゴールを決めたんだ。



1分前に決めていてくれたら延長線にはならなかったんだけどね〜。それから30分攻撃し続けて再びゴールを決めてフィオレンティーナは見事に準決勝進出を決めたのよ。



いやはや、いくら打ってもゴールは阻まれ続け、延長戦にもつれ込んで、応援している方もクタクタになったわよ。とにかく久しぶり良いプレイが観れてホッとしたわ。





そして今日も夜が明ける。


まだ胸のあたりがガーゼとテープで固められているから動きはぎこちないけれどそれでも寝起きの動作はスムーズになったかな?とにかく私の身体は元に戻ろうと頑張っているみたいだ。



昨日の涙は自分の生命力に泣かされたのかしら?落とされたら這い上がる、人間の本能なのかな?



いつか死ぬ時はきっと訪れるけれど生きているから死ぬというか、ほんの僅かながら生きるとは?って疑問に小さな答えを見つけて泣いてしまった私から、最後まで読んで下さった方々に感謝を込めてBACI BACI!




どんな旅をしてみたい?   


彼と2人で海辺の町にでも行って漁師さんから美味しいお魚買って2人でお料理して食べたいな。



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BACIOとはイタリア語でキスって言う意味、複数になるとBACI、BACI BACIだとキスの嵐よ!みんなに頬っぺたチュッチュッとされただけで元気出ますよ!