昨日はオーストラリアンオープンの決勝戦。イタリアの若手シナーがメドベージェフと対戦した。
シナーは2001年生まれでグランスラムの決勝進出は初めてだ。準決勝でジョコビッチに圧勝したけれど試合前半は自分のペースが掴めず6-3、6-3とあっさり負けた。これはもうダメか?って思っていたけれど、第3セットから逆転劇が始まった。
どうやら相手の攻め方に対抗する方法が分かってきたみたい。それからのシナーはもう止まらない。相手はかなり疲れてきたみたいでそのままシナーが攻撃し見事に優勝を果たしたんだ!
素晴らしい試合だったけれどセレモニーのスピーチに心打たれた。
負けてしまったメドベージェフが試合で出会う度に成長を遂げてきたシナーを讃えたスポーツマンシップに感動したけれど、僅か22歳のシナーの言葉に涙が出た。
彼はスピーチの最後にこう言った。
僕は全ての人が僕の両親を持てると良いと思う。何故なら両親は色んなスポーツをさせてくれたし選択を自由にさせてくれてプレッシャーをかけて来る事がなかった。だからこの自由を子供達が出来る限り持てるように祈っているし両親には感謝している。
自由、今の社会には本当に貴重な言葉。
コロナ大禍、ウクライナ侵攻、ハマスのテロ行為を経て自由の大切さを思い知らされているからね。
それに毒親やステージママなど色々いる世の中でシナーの両親は表舞台には決して出てこないとても敬虔な人達らしい。
泣けたわ、あれだけ厳しい試合をした後にこんな言葉を残せるなんてね。
彼は北イタリアのボルツァーノの小さな村の出身で、幼い頃はスキー選手として活躍していた。だけど13歳の時にテニス選手に転向したんだよね。その彼が世界へと飛び立つのを決して反対しなかったらしい。
21世紀生まれの若者が世界を取った!こんな素晴らしいスピーチを出来る人だから驕らずにもっとビッグになってくれるんじゃないかって期待しているよ。
路上に残るカーニバルの痕跡。Stelle filanti っていう紙のリボンだよ。
昼間は小春日和なのに夕方になるとぐんぐん気温が下がるんだ。
夕食はおひとりさまだったから
前夜の残り物レバーに白米、ブロッコリー茎のザーサイ、和風サラダの宴を開催。
そしてセリエA フィオレンティーナVSインテルは。。。PK外して負けてしまった。。。
それでも昨日のシナーの試合の興奮が勝りフィオレンティーナが負けても割と安眠してしまった。
多分今日もテレビはシナー祭りだろう。
こんな若者が活躍してくれれば世界の未来も明るいかしら?
素晴らしい試合を終えた後に自由の大切さを教えてくれたシナーにBACI BACI!
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