今日は金曜日、仕事終わりで夫のアパートへ来ました。夕飯の準備をして、夫の帰りを待っています。
こうしていると、約1年前からのことが、悪夢だったのではないかと思えるくらい、元の生活に戻っています。でも毎週アパートへ入るたび、違和感を探し、何もないことにホッとするという新たなルーティンが加わってしまいました。
やはり心から信頼することは無理なんだという現実を突きつけられます。信頼できないまま共に生きる。寂しいことですが、これもまた私が選んだ人生。夫と過ごす時間は穏やかで、安心できます。
先日、夫と2人で5年ぶりに1泊のプチ旅行に出掛けました。私の選択は間違っていなかったと確信できる時間でした。夫の本心は分かりません。罪滅ぼしのつもりで、私の希望に寄り添ってくれたのかもしれません。それでも楽しいと言ってくれたことが何より嬉しかったです。まだ見ぬトンネルの出口へまた一歩進めた気がしました。
今日も夫は私の元に帰ります。私は信じて帰りを待ちます。