もうダメだと何度も思いました。でも私には支えてくれる家族と戻れる仕事がありました。食べられない、眠れない、テレビもスマホも見られない、ただ息しているだけの私を見捨てずにいてくれた人たちのお陰で、仕事に復帰し、少しずつ人間らしい生活を送れるようになりました。


夫と再度話す約束の日、私がアパートに行くことになっていましたが、義理両親が私の体を気遣い、夫を自宅に呼び4人で話せるように計らってくれました。


私は今更夫を責めるつもりは欠片もありませんでした。お互い至らなかった部分があったにせよ、離婚したいと言っている夫と離婚したくない私…私はただ謝りたい一心でした。

自分の気持ちをしっかり伝えよう、それだけを考えて、必死に約束の日までを生きました。