公務の時はいつも以上に厳重な警護になり人数も倍増するの
そんな時決まってシン君はイタズラ心を掻き立てられるみたい
四方を護衛のひとたちが守る中少しの物陰を見つけると私を招き入れる
その何とも言えないやんちゃでイタズラ好きの少年のような笑顔を見てしまうと私もつい気を許してしまう
いつものシン君とは違う子供のような無邪気さにドキリッとするの
物陰に隠れてそっと触れるだけの小さなキスを一つ
お互い微笑みあってもう一度
今度は深く…息づく暇さえ与えられない
二人の吐息が絡み合いその温もりに酔いしれる
シン君の胸に抱かれながらその鼓動に耳をあてる
ここが私の一番落ち着く場所
私達が見えなくなって護衛の人たちは心配しているはず
いつもの事だから見てみぬ振りをしてくれてるのかな?
そろそろ行かなくちゃいけない
……だけど……もう少しこのままで……
ここは二人の小さなヒミツの楽園
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