金星人オムネク③ 自分の感情をコントロールする~地球を救う愛のメッセージ | ココのアセンション日記

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②からのつづき

 

「金星人オムネク 地球を救う愛のメッセージ」オムネク・オネク著 より

③自分の感情をコントロールする

投稿者 zeranium 日付 2012年3月 3日 (土)

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 感情というものは、私たちの存在のまさに本質を成すものです。
 なぜなら私たちは、情緒というものを持たずには存在することができないからです。それは私たち自身のあらゆる面に関わるものです。私たちの情緒的な体験の多くは、今回の人生の出来事だけに由来するものではなく、魂によって持ち越された過去世での記憶や体験によって引き起こされるものもあります。

 自分がどのような容貌をしているか、自分をどんなふうに感じるか、周囲のものや他人や、物事と心の面でうまく折り合っていけるかどうかなど、私たちの感情は絶えず揺れ動いています。そしてさまざまな表現をするのですが、私たちは他のどんな心身の働きよりも情緒的なバランスを崩しやすいとも言えます。人生とは感情のジェットコースターでもあり、私たちは感情によって右往左往(うおうさおう)させられているのです。

 感情は自信とも大きく関わっています。
それは初めての状況や、慣れない環境においても幸せを感じられるかどうか、やる気を引き出せるかどうかといったことです。何らかの深い感情的トラウマを持っている場合、それと似た状況に遭遇すると、それに対処するのが難しいという人が沢山います。それでそういう状況を避けて生活することで、そのような体験から逃げ出す人が多いのです。よってそういう行動は繰り返されることになりますが、実は本人が不必要な感情の荷物を抱えていることが原因である場合が多く、本人は気づかないことが多いのです。

 ある人々は逃避の手段として薬物やアルコールを求めたり、感情を刺激するような活動に没頭したりすることがあります。また一方ではわけがわからず情緒的に行き詰まり、治療が必要になる人々もいます。これらは長期にわたる治療の必要な場合ですが、実は誰もが自分を癒すことが可能なのです。

 感情体はまず一番に重要な機能であるので、私たちは自分の感情を健全でバランスの取れた状態に保つように努めなければなりません。地球社会における間違った情報や多くの教え、そして虐待は、精神的に病んだ人々を多く生み出す直接的原因になっています。幸せでバランスのとれた情緒を保つための最初の一歩は、自分がなぜ「今」のような気分でいるのかに気づき、理解できるようになることなのです。それは単に、今の物理的な体に宿っているだけの自分という魂の存在に気づくだけでもよいのです。そういう自己イメージを持てるなら、飛躍的に前進することができるでしょう。

 どのような状況においても、自制心を失うほど感情的になってはいけません。
 人はたやすく他人と情緒的な係わり合いを持ったり、愛着を持ったりするものです。何にせよ、あなた自身の感情を理解することにかけては、あなた以上の適任者はいないのです。もし感情的な対立が起きたときは、ちょっと一休みして、一歩下がって状況を客観的に見てみるだけでいい場合があります。自分が感情的になり過ぎていると感じたときは、自分の感情を抑制することを学ばなければなりません。

 対立が起きる最大の原因は多くの場合、自分の見方や考え方、感じ方を理解するように、相手に強制しようとすることにあります。しかしそこで一呼吸おいて、人間は誰でも自分なりの感じ方や考え方をする権利があることを思い起こし、認めることなのです。そうすることで多くの対立的な状況は、理解と受容の関係へと変わります。あなたが感情的に反応していないかどうか、常に自問自答しましょう。あなたは、自分がいかに習慣的にそうした反応をしていたかに気づいて驚くかもしれません。そうすることで、その後は感じ方がまったく違ってくることに気づくことでしょう。 

 感情的にならないための効果的なエクササイズは、自分が腹が立つことを書き出し、リストを作る方法があります。また自分が恐れるもののリストも作り、次に自分を心地よくさせるもの、幸せにさせるもの、そして悲しませるもののリストを作りましょう。目的はそれらの自分の感情を理解することであり、なぜある種の状況で自分はそのような感じ方をするのかを考えることなのです。そうやって自分の恐怖心を克服し、怒りの本質を突き止めて、腹を立てることなく微笑んでいる自分を想像してみましょう。

 実際に自分に深い影響を与えた、痛ましい感情的な状況の記憶を書き出してみることも役に立ちます。なぜなら文字にすることで、あなたはそれを解放しているからです。そしてもしできるのであれば、信頼できる誰かを見つけて気持ちを分かち合うのもよいでしょう。そうやってあなたは、自分でも驚くほど安らぎの気持ちが湧いてくるのを知るでしょう。私たちは誰でも自分の感情的な気分の処理の仕方や、リラックスするために楽しんでできることなどを見つける必要があるのです。

 もしあなたが自分の感情をコントロールできれば、社会的にも優れた貢献ができ、仕事においても成功を収めることができ、自分が感情的にどう対応するかを理解することで、対人関係をいいものにすることができます。家族や近しい友人たち、またパートナーとの人間関係は、不和が生じたとき、自分の感情に誠実にどう対処するかにかかっています。しかしだからといって、不満を溜め込んでやがて我慢の限界に達し、怒りを爆発させるようなことになってはいけません。もし誰かの言葉や行為があなたを傷つけたり、心を乱したりしたときは、その場で穏やかにそう伝えることです。あなたがどう感じているかを知ってもらうことが大切なのです。

 もしあなたが家族の誰かや昔の友人と感情的なしこりを残したまま別れてしまっていたら、手紙を書くなり、話すなりして連絡をとって解決することが大切です。そうでなければその感情的しこりを持ったまま生きることになり、本来自分には必要ないカルマ的な負債や結びつきを、新たに創り出すことになるからです。より目覚めて生きる者として、あなたは自分の行為や状況に責任があります。一歩を踏み出すことで誤解と対立を解消するかどうかはあなたの決意にかかっています。そうすることであなたはその状況から、その人から解放されるのです。たとえ相手が歩み寄りを見せず、あなたを拒み、許さなかったとしても、あなたは自分がするべきことを果たす努力をしたのです。だからそこから先は相手の問題であり、その問題はあなたの手を離れたのです。

 あなたが責任を持てるのは自分に対してだけで、自分と自分の幸せのために正しいとわかっていることをすればよいのです。相手がどういう反応をするか、あるいは相手の理解不足はあなたの責任ではありません。誰もが自分自身に対して責任を負わなければならず、自分にとっての真実を探す必要があります。お互いに相手のやり方を批判することなく、受け入れなければならないのです。裁くことは相手の選択を許さないことだからです。

 誰も、自分のものの見方を他人に強要する権利を持ってはいません。
 一人一人は違う魂であり、同じ人間はどこにもいないのです。そして誰もが自分なりの考え方や感じ方、見解を持っています。この事実が真実であることを、学んで受け入れられるようにならなければいけません。人は他人の考えを変えることはできず、自分自身の考え方を変える努力しかできないのです。人間同士の間に優劣はなく、人種間、あるいは知識、宗教、それぞれの国においてもどちらかが優れているということはないのです。

 私たちはみな同じ立場でここに存在し、物質的な世界でできる限りの学習をし、ここでは理解できなかったことをやがて別の次元で学ぶことになります。他の人は独自の感じ方を持ち、独自の感情と考え方を持つ権利があることを受け入れられるようになれば、あなたはよりバランスの取れた情緒を保ちながら、安らかに生きられるようになるでしょう。


📕「金星人オムネク 地球を救う愛のメッセージ」 オムネク・オネク著 徳間書店  抜粋



④へつづく

 

 

金星人オムネク① 魂とは存在の本質

 

金星人オムネク② 自分で選んだ人生のすべてを受け入れよう