金星人オムネク④ 世界には善悪ではなく「無知」だけがある~地球を救う愛のメッセージ | ココのアセンション日記

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<バックナンバー>

金星人オムネク① 魂とは存在の本質

 

金星人オムネク② 自分で選んだ人生のすべてを受け入れよう

 

金星人オムネク③ 自分の感情をコントロールする~地球を救う愛のメッセージ

 

④世界には善悪ではなく「無知」だけがある

投稿者 zeranium 日付 2012年4月 7日 (土)

http://8729-13.cocolog-nifty.com/blog/2012/04/post-306f.html

   

私たちの誰もが、さまざまな生命形態を経験してきている。
あらゆる生命がそうであるとするならば、万物に対してさらなる深い思いやりと愛情を持たずにはいられないはずである。どんな魂をも受け入れて、悪戦苦闘しながら生きている存在たちすべてに、敬意を払わずにはいられないはずなのだ。そして受け取った情報に混乱させられ、方向を見失ってさまよっている人々を助けずにはいられないはずである。また、無知のゆえに他人に酷い不正を働いている者たちに対しても、彼らよりも多くを知っている者として、知性を分かち合って助けることは我々の義務でもある。

知性というものは、それを得た者は後にそれをどう生かしていくかという責任を伴うものであることを、理解しなければならない。より知性を得た者は、より良くなるべきなのだ。この世界にあるのは善悪ではなく、あるのは「無知」だけである。しかし知性は優越感を伴うものではなく、精神を啓(ひら)くものであり、何が真実で正しいことであるかを教えてくれる至高の創造主に感謝をすることである。それが、魂として存在している真実のあなたの姿なのだ。

至高なる神性には、7つの基本法則と7つの聖なる法則がある。

   7つの基本法則
 1 自分自身が創造主の一部であることを知る
 2 すべての経験に感謝をする
 3 裁くことなく、すべての存在を受け入れる
 4 自分があらゆる生命形態として存在してきたことを知る
 5 それぞれの人生において、自分の責任を果たす
 6 自分が存在する世界の、自然の法則と社会の法則に従う
 7 同じ訓練を繰り返さないために、過ちから学ぶ


   7つの聖なる法則
 ① 生きているものすべてを愛しなさい
 ② 自分が生きている世界をより良くするために、自分の力を使いなさい
 ③ 知識と知恵を分かち合いなさい
 ④ すべての魂は平等であることを理解しなさい
 ⑤ 決して他人を操作したり、コントロールするために力を使ってはならない
 ⑥ 魂は不滅であり、永遠に生きることを知りなさい
 ⑦ 一なる至高の創造主である存在に、日々感謝しなさい


これらの法則は、創造が始まって以来ずっと存在しているものである。
この至高なる神性の法則を学び、心に留めて、それに従って生きるなら、多くのカルマを克服し、万物と自分との関わりについて広大な視野から見渡せるようになる。これらは人間が作った規則とは異なり、限られた教えや社会組織だけに通用するものではなく、すべての生命を包括する法則なので、いかなる信条をも妨げることはない。

またこれらの法則は、あなたがいつどこに存在していようとも、あなたの選択と自由を妨げるものではない。だからそれぞれの魂は、自分が選んだ精神的教えや社会の規律を守り続けることもできる。これらの法則は、至高の創造主が我々の存在意義を認めているように、我々もまた他の生命存在を裁くことなく受け入れて、魂という視点から相手を理解しようとする手助けをしてくれるものである。

我々は自分の人間関係を整え、調和とバランスのとれたものに保てるようになると、他の魂たちに対する執着や束縛も薄れていく。そうなっていくほど、不必要なカルマや戒めを経験する必要がなくなる。なぜなら自分がその関係からまだ学んでいなかったり、責任が取れずにいたりするために、再び同じ体験を繰り返す必要がなくなるからである。

基本的なカルマというものは、3次元的な物理的世界だけではなく、他のレベルの世界においても同じように蓄積される。これらは魂の発達のために、相互関係の学びにおいて必要なことなのだ。だから基本的なカルマは、我々が目標を達成する学びを助けるために持ち越される。

不必要なカルマは、基本的なカルマとは異なるものだ。
それらは過去や現在の人生において、情緒的な状況に対する執着や、人生のサイクルを終えるにあたって、自分で清算する必要性に気づくことなく蓄積してしまったカルマである。どの輪廻転生における生涯であっても、遣り残した務めというものは肉体の消滅とともに消えてしまうものではない。未解決の人間関係は、繰り返し転生することを通して解決せねばならず、生まれ変わる先が物理的世界であるか別のレベルの世界であるかに関係なく、問題解決のために一人、あるいは複数の魂たちと再び出会うことになる。

一方、カルマには良いカルマというものもあり、それは他人への思いやりや善意の行為のお返しとして受け取るものだ。良いカルマは、情緒的で知性的、物理的な面で他人に捧げられた行為を通して生じる。しかしそれは見返りを求めて行なわれたものではなく、真に無私の行ないであったのだ。その人がある人生の生涯を終えるとき、良いカルマは未来の物理的世界あるいは別の次元の人生において報われ、体験させられることになる。

良いカルマを作るためには、常に人間関係のバランスを保ち、心や体に傷を与えるような未解決の情況に身を置くことなく、人に対してあらゆる優越感や執着心、利己心を持たず、同じく物などの富に対しても行き過ぎた執着心や利己心を持たずにいることである。なぜなら経験は、自分への恩恵と学習のためにあるのであって、他人を軽蔑したり利用したり、コントロールしたりするためのものではないからだ。

魂の視点から見るならば、実はネガティブやポジティブというものは本来存在しないのだ。なぜならあらゆる体験は相対的なものであり、魂にバランスをもたらして完成させるためのものだからである。

人生には多くの苦悩がつきものであるとしても、人は痛ましい体験を通して多くのことを学ぶ。それを通して、そのような状況にある人に同情し理解できるようになる。しかしそうであっても、人は生涯を通じていつまでも犠牲者のままに留まるべきではない。現在の状況から何を学ぶ必要があるのか、何度も繰り返し起こる出来事からどのように逃れたらいいのかについて、問うてみなければならない。何度も発生する問題はカルマ的なものなので、そこから教訓を学ぶ必要があり、そうしない限りは何度も目の前に現れ続けるだろう。

苦しい環境でもがくことをやめ、貴重なレッスンとして受け入れるようにすれば、人生はもっと容易なものとなる。自分に問いかけなければならない。そしてもはや必要ではないと分かったならば、どのようなものであっても拒絶しなければならない。


📕金星人オムネク「地球を救う愛のメッセージ」オムネク・オネク著 徳間書店

                          抜粋

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⑤につづく