「ウェルカム・ホーム」/鷺沢 萌
今朝の朝日新聞を見て,ビックリした。
なにやらダンディな男性の写真がでてるな~と思ったら彼はフランスの市長。ベルトラン・ドラノエ氏54歳。彼は同性愛者で40歳のとき養子を迎えて家庭を築こうと決めたとのこと。結果的に仕事と家事の両立が難しく,子供を持つことを断念したらしいのですが。いや,フランス人!!君たちはスゴイ!差別がないわけじゃあないけれど,ベルトランさんは同性愛者であることをオープンにして市長のお仕事をしてるんだから。日本だとイロモノ扱いされて潰されてしまうんだろうなあ。パリ市長っていったら東京都知事くらいの位置づけなんだろうし。
なんてハナシをしたのは,人間にひとりひとりに個性や性格といったものがあるように家庭や家族にも,独自性があっていいんじゃないの?と言いたかったからであります。保険会社のCMに出てくる,仕事のできるパパ,美人で明るいママ,聡明そうな僕と妹そして庭には白い犬が‥みたいな形の家族だけが家族じゃないぜ!ということを。
「ウエルカム・ホーム!」はちょっと個性的な家族の物語。
仕事に失敗し,妻に去られた毅と,妻に先立たれ幼い子供を抱えていきていかなければならなくなった英弘。親友の二人は共同生活を始める。会社員として激務をこなす英弘は育児や家事に裂く時間がない。そこでフリーのフードコーディネーターの毅が家事と育児を取り仕切る主夫役をこなすことに。なんだかんだで三人の生活はうまくいくのだが,毅はこのちょっと普通じゃない家族への世間の眼が気になる。しかも最近恋人もできたし,男としての見栄やプライドだってあるのだ‥。なんて感じのストーリであります。三人にとっては自然なスタイルも世間からみるとヘンな家庭。旦那さんはなぜ再婚しないのか,あの居候みたいな男はなんなのか,お母さんのいない子供はかわいそう‥そういう偏見は現にあるし,何よりも私たち自身が,世間というものをすごーく気にしてしまう。
例えば,結婚をする/しないは個人の自由じゃん!なんて思う私ではありますが,やっぱ30までには結婚しないとダメかなあと悩んだり,まわりが結婚していくとあせったりもします。頭でそう思うことと,感情が矛盾してしまう。別に40歳くらいで結婚なんてのもアリなはずなのに,「やっぱり~,30までに,それなりに誠実で経済力のある男性と結婚して」なんて自分らしからぬ固定観念に縛られてしまいます。
でもね,この本にあるように,いわゆるフツーの家族だけが家族なのじゃなくて,家に帰ってきたとき「おかえりなさい」って言ってくれる人,それが家族なんだと私も思います。世間が描く理想に家族を求めて結婚するよりも,自分にとって家族と呼べる人と仲良く暮らせたらこれほど幸せなことってないだろーなー。
なにやらダンディな男性の写真がでてるな~と思ったら彼はフランスの市長。ベルトラン・ドラノエ氏54歳。彼は同性愛者で40歳のとき養子を迎えて家庭を築こうと決めたとのこと。結果的に仕事と家事の両立が難しく,子供を持つことを断念したらしいのですが。いや,フランス人!!君たちはスゴイ!差別がないわけじゃあないけれど,ベルトランさんは同性愛者であることをオープンにして市長のお仕事をしてるんだから。日本だとイロモノ扱いされて潰されてしまうんだろうなあ。パリ市長っていったら東京都知事くらいの位置づけなんだろうし。
なんてハナシをしたのは,人間にひとりひとりに個性や性格といったものがあるように家庭や家族にも,独自性があっていいんじゃないの?と言いたかったからであります。保険会社のCMに出てくる,仕事のできるパパ,美人で明るいママ,聡明そうな僕と妹そして庭には白い犬が‥みたいな形の家族だけが家族じゃないぜ!ということを。
「ウエルカム・ホーム!」はちょっと個性的な家族の物語。
仕事に失敗し,妻に去られた毅と,妻に先立たれ幼い子供を抱えていきていかなければならなくなった英弘。親友の二人は共同生活を始める。会社員として激務をこなす英弘は育児や家事に裂く時間がない。そこでフリーのフードコーディネーターの毅が家事と育児を取り仕切る主夫役をこなすことに。なんだかんだで三人の生活はうまくいくのだが,毅はこのちょっと普通じゃない家族への世間の眼が気になる。しかも最近恋人もできたし,男としての見栄やプライドだってあるのだ‥。なんて感じのストーリであります。三人にとっては自然なスタイルも世間からみるとヘンな家庭。旦那さんはなぜ再婚しないのか,あの居候みたいな男はなんなのか,お母さんのいない子供はかわいそう‥そういう偏見は現にあるし,何よりも私たち自身が,世間というものをすごーく気にしてしまう。
例えば,結婚をする/しないは個人の自由じゃん!なんて思う私ではありますが,やっぱ30までには結婚しないとダメかなあと悩んだり,まわりが結婚していくとあせったりもします。頭でそう思うことと,感情が矛盾してしまう。別に40歳くらいで結婚なんてのもアリなはずなのに,「やっぱり~,30までに,それなりに誠実で経済力のある男性と結婚して」なんて自分らしからぬ固定観念に縛られてしまいます。
でもね,この本にあるように,いわゆるフツーの家族だけが家族なのじゃなくて,家に帰ってきたとき「おかえりなさい」って言ってくれる人,それが家族なんだと私も思います。世間が描く理想に家族を求めて結婚するよりも,自分にとって家族と呼べる人と仲良く暮らせたらこれほど幸せなことってないだろーなー。