これまでの説明で、安心の土台(副交感神経①)を整えることがいかに大事なことかが分かって頂けたと思います
この副交感神経①(休息と消化&他者とのつながりシステム)をしっかり育てていきましょう!というのが、今注目を浴びているポリヴェーガル理論です。
ポリヴェーガル理論、難しいけど面白い。
新しい理論なので、批判も多いみたいですけどね。
精神疾患や発達障害などの症状を、神経系の生理学的反応によるものだと説明しているわけですから、そりゃ批判も出るわな
でも、私はその時々の自分が納得できる&安心できるコトだけをピンポイントで信じればいい(良いとこ取り)と思っています
ずっと不安ベースで生きてきた私が、少しずつ安心ベース寄りになってきているのは、副交感神経①のお陰なんだなって思いました
摂食障害に悩んでいたころは、なんでか分からないけど、とにかく生き急いでいました
ゆっくり過ごすということがどうしてもできませんでした。
それは、私の自律神経が、交感神経⇔副交感神経②だったから。
なぜなら、副交感神経①が全然育っていなかったから。
その結果、いつどこで誰といてもひとりでいてもリラックスすることができず、気を緩めるためには過食するしかなかった
すごく納得がいきます。
今思うのは、自分を大切にできるようになったからこそ、過食もしなくなったんだということ。
そう言えば、前ほど緊張しなくなりました
緊張していることに気づけるようになったので、力を抜くこともできるようになりました
興奮と恐怖の区別もつくようになり、むやみに不安にならなくなりました。
自分を大切にする方法は、いろんな本やネットにたくさん書いてあるので、みなさんもご自身に合うワークを積極的に選んで、安心の土台を強化していってほしいです☘
それが摂食障害が治る一番の近道じゃないかなと思います。
カウンセリングでも、クライアントの方に合いそうな副交感神経①を育てる方ワークをいろいろお伝えしていけたらと思っています