温泉療法専門医の早坂信哉先生が行った、成人した男女3000人へのアンケート調査の結果、毎日入浴している人ほど、主観的幸福度が高いことが分かりました
入浴とは、シャワーを浴びるだけではなく、しっかり湯船に浸かることですよん
確かにそうかも
疲れていたり落ち込んでいると、お風呂に入るのも億劫・・・というか、何もしたくなくなりますが!
そんな日こそ、お風呂には入った方が良いのかもしれません。入浴の最大のメリットは、リラックスできることだからです
湯船に浸かった瞬間、気が緩み、思わず「はぁぁぁぁ~」と声が漏れ、深く息を吐き出します
同時に筋肉や関節の緊張も緩みます。
心と体が緩み、呼吸が落ち着き、ホッとできるひとときって他にはなかなかありませんよね
上記のように心身共にリラックスするためには、肩までしっかりお湯に浸かる全身浴がお勧めです。
適温は40度前後。42度以上になると、交感神経が刺激され、逆に気が高まってしまいます。
BESTな入浴時間は10分間10分間入っていないとダメというわけではなく、トータルで10分程度が良いそうです。
入浴前後の水分補給もお忘れなく
早坂信哉先生曰く、毎日の入浴習慣のある高齢者は、そうではない高齢者よりも約1.9倍も自立度が高かく、要介護にもなりにくいそうです
これから暑くなってくると、ついついシャワーだけで済ませたくなるかもしれませんが、「ぬるめのお風呂に毎日10分間入る」というリラックスタイムをぜひ習慣化し、皆さまの幸福度がより高まるといいな~って思います
p.s.今回ご紹介した入浴の仕方やメリットは「夜のバスタイム」に限定したものです。目覚めの悪い朝は、熱め&短めシャワー浴をすると、交感神経の働きを高め、シャキンとなりますよん