おばちゃん
今回東京へ行った目的は親戚のお見舞いでした
大好きな祖父の妹…おばちゃんのお見舞いです
私は小学校の頃夏休みになると川崎に住むおばちゃんの家に行って過ごしていました
三週間ぐらいはいたでしょうか…
その間ずっと知らない土地で親と離れ、おじちゃんとおばちゃんと過ごしていました
おばちゃんはとっても優しくてとっても笑顔がCUTEで
淋しくないように色んな所へ遊びに連れて行ってくれました
そのおばちゃんが重度の認知症になっていると以前から聞いてはいました
でも遠いし逢いに行きたくても無理だなって思ってました
でも先月母と父が逢いに行った時
ホームに入居する時で認知症もかなり進行していると聞きました
その話を聞いていてから逢いに行きたくて行きたくてたまらなくて…
「おばちゃんに会いに行きたい」と母に言うと
トントン拍子で話は進み急遽昨日会いに行けることになったのです
おばちゃんはうつむいたままずっと部屋を歩き続けていました
座ろうと声をかけても一瞬座ってまた下を向いたままずっと歩き続けていました
でも声をかけると昔と変わらない笑顔で昔と変わらない声で「こんにちわ」って言ってくれました
そして手を握ってくれたのでそのまま手をつないで一緒に歩きました
昔と一緒だ
昔もこうやって手をつないで歩いたね~
なんだかとっても嬉しかったです
もちろん私のことなんて覚えてないです
でも肌と肌が触れ合って体温が溶け合ってなんともいえない安心感でいっぱいになりました
会いに来てよかったなぁって心から思いました
すっと家でおばちゃんを介護してきたおじちゃんも体力の限界を超えてしまい
今回おばちゃんはホームへ入居となりました
でも夜しっかり眠れるからおじちゃんも少しずつ元気になっていました
昔から感じていたけど
おじちゃんとおばちゃんの二人の間にある愛はとても深いものだなぁと改めて感じました
作業療法士をしていて一番幸せを感じるのはお年寄りの方のリハビリをしている時です
認知症の方も大好きです
でも介護している家族の方の話を聞くと壮絶なものがあります
愛がないとできません
また愛があるから受け入れられない時もあります
その家族のベストな形
それを周りの人がどれだけ早く気付いてあげれるか
それが笑顔でみんなが一緒に過ごせる一番の方法じゃないかなって思います
当事者の方たちは一生懸命です
おじちゃんもおばちゃんも一生懸命です
その時その時が常にベストだと思ってます
でもいくら愛があっても現実はそれだけでは済まされず介護負担で倒れてしまう…
そうなる前に周りが気づいてあげないと…
これからの作業療法士としての課題がまた一つできました
おじちゃんとおばちゃんに教えてもらいました
おじちゃんとおばちゃんに会いに行けて本当に良かった
すごくすごく安心しました
今回私が東京へ行くこと、色んな人が協力してくれました
みんなに感謝の気持ちでいっぱいです