おばあちゃんの宝物のあいちゃん | ハクナマタタ

おばあちゃんの宝物のあいちゃん


2日は

猫のあいちゃんのお葬式でした


私は年始周りにいかなくちゃ行けなくて

お葬式には行けませんでした


妹と弟がおばあちゃんと一緒に

葬儀に立ち会ってくれました


私は

父の里からの帰りに

おばあちゃんとあいに会いに行きました


おばあちゃんは私の顔を見るなり

泣き崩れ

私の腕の中でしばらく号泣していました


私は声がかけれず

ずっとおばあちゃんの背中をさすっていることしかできませんでした


そして

あいに会いました


まるで

眠っているようでした


「おねえちゃんが会いにきてくれたよ。」

とおばあちゃんがあいに声をかけた瞬間

涙が溢れ止まらなくなりました

こんなに涙って出てくるんだ…


触ると冷たくて

現実なんだと感じました


しばらく

あいの思い出話をしていると


急におばあちゃんが立ち上がり


「これ。おばあちゃんの骨壷ね。

あやちゃんには伝えておくからね。」


と白いキルトに紫の花がキレイに刺繍された

おばあちゃん手作りの巾着を出してきたのです


祖母はクリスチャン

自分がこの世を去ったら

教会の共同墓地に入れてくれと昔から言っていました


あいが逝ってしまったことで

一番心配だったのはおばあちゃんのことです


だから

あいの亡骸を前に

自分が用意した骨壷を私に託すのは…

私は胸がドキドキしました


「やめて。今そんな話しないで。

おばあちゃんがいなくなる話なんてしたくない。

おばあちゃんは長生きして。」


そういう私の声にうなずいてくれません


涙が止まらなくて

おばあちゃんの手を握ったまま泣き続けました


私が帰る最後まで

おばあちゃんは笑顔がなく

下を向いていました


玄関を出る前

「おばあちゃん。あいも私たちもそばにいるから笑顔で過ごそうね。」

と声をかけたら

やっと

「そうね…。」

と少し笑って私の手を握ってくれました。


90歳が近い祖母


あいの存在はすごく大きくて大切だった


今私にできること…

おばあちゃんと一緒に住んでる妹と協力して

おばあちゃんのそばにいてあげることしかできない


私は一緒に住んでないから

体はそばにいれないけど

電話や手紙を書こう

気持ちは

おばあちゃんのそばにいるからね


おばあちゃん

あいも私たちもそばにいるからね