ニュースで、捨て犬達の殺処分が特集されていた。

熊本では殺処分0やねんて。
同じ命やのに、死ななくていい命を消したくないから、て。

そんな風に努力して、無責任に捨てる人の尻ぬぐいをする素晴らしい人もいる。

そんな半面、
たった二千円で、生まれたばかりの子犬や、腫瘍で苦しむ大型犬、十年飼われた老犬が動物愛護センターに捨てにくる人。

インタビューに笑いを含んで答える男性。
その隣に女の子。

震える二匹の子犬。
なあ、その子犬達は人間やったら隣の娘さんと同い年位なんちゃうん?
娘を捨てるんと同じ事やねんで…。

て悲しくなった。
腫瘍を抱えて、生きる事が苦しくてたまらないような顔。
捨てられた犬達の哀しい瞳。心細そうに。悲鳴のような声をあげて泣いていた。


殺処分されるのは
子犬や老犬、病を抱えている犬達。

ガス室に追いやられ、命が消えてく瞬間までが放映されていた。

最後まで真っ直ぐな瞳の子や、怖くて怖くて泣き叫ぶ子達。苦しんで苦しんで。
きっと外を思いきり駆け回った事がない子もいたやろうな。
皆、愛らしくて堪らない子ばっかやった。

なんで、そんな風にされなあかんのやろう。
どうして大事にしてあげられへんの。
あんなにも、表情豊かに訴えかけてくる気持ちを感じ取られへんのやろう。

人間にはそれを感じ取り、一緒に生きていける術があるのに。

オモチャじゃない。 血が通った命やで。

人間と一緒。
楽しければ一緒にはしゃいで騒ぐし
淋しければ泣く。
痛ければ苦しむ。
なんにも変わらへんよ。

動物を愛する人が沢山いるのと同じ位、ないがしろにする人もいるのかもしれない。