人形のようにできる人がいるなんて
- 石田 衣良
- 東京DOLL
何の本を読むか迷い、
サクっと読めるのがいいなということで、
石田 衣良さんに手が伸びてしまいます。
僕の中では読みやすい作家という位置を固めたといっていいでしょう。
東京の街がバリバリ出てくるので、
東京の街をしっているとものすごく読みやすい。
フォーティーンを読んだ頃に比べて、成長したところはそこでしょうか。
ただ難点はファッションに疎く、
ヨリやMGが何を着ているのかさっぱり分からないことでしょう。
こちらはまだまだ勉強が必要だと思います。
表紙が香椎由宇なのですけど、
ヨリのイメージは僕の中では香椎由宇ではなかったね。
思っていたよりもエロかったしね。
モテるオタクってなかなか良いポジションかもしれません。
お金が欲しくなり、成功が欲しくなり、愛が欲しくなり、才能が欲しくなり。
しかし、主人公はそれで悩んでいるのですから、
人の幸せってなんなのでしょうか。
まあ、羨ましいですよ、やっぱり。
最後の景色のシーン、あれはぜひ見てみたいです。
そういえば、
?とか!を使っていないのだけど、
石田さんってそうだったかなー、
でも使っていないので、
そこをイメージしながら読むようにこれから読む人は気をつけてください。