「無機質なものにとらわれるのではなく、

あやさちゃんの意志に目を向けていきましょう。」

これはあやちゃんがNICUにいた時に、面談で先生から言われた言葉です。

この時は60mlが飲みきれないあやちゃんの現状が不安で先生に「この日齢でこの量しか飲めないのはダウン症が関係してるんですか？最低限この量は飲まなきゃいけない量なんですか？」とかなり不安げに質問した時に返ってきた言葉でした。

「この日齢なら60ml飲めたら十分な量なので今は飲めなくても安心してください。数字のように無機質で感情の無いものより、あやさちゃんの意志に目を向けていくのがいいのかなと思います。例えば、あやさちゃんがもっと飲みたい！と意思表示した時にミルクをたくさんあげる。そんな子育てでいいと思います。」

（※↑これは悪魔でもその時の私の不安要素を取り除くために言ってくださった言葉です。やっぱりミルクの量や体重の増加具合など私より小児科の先生の方が数字を重要視していて、その数字を元に診察しているのは確かな事実です！）

でも、この言葉は私がダウン症のあやちゃんを子育てする上で絶対に忘れてはいけないと思い、ブログに残すことにしました。

数字は結果が一目瞭然。

でも数字には感情はない。

言葉には感情がある。

数字という無機質なものにとらわれるのではなく

あやちゃんの感情に目を向ける。

あやちゃんの「やりたい」を見逃さない。

テストの結果ではなく、

その過程に注目する。

そうやっていくと数字も変わっていくのかなと

そういう子育てをしていきたいなと強く思いました。

でも実際子育てが本格的に始まってくるとそんな余裕はきっと無いかもしれませんが、、、

ミルクを飲むとなんだか眠たくなるの

無機質なものにとらわれない