本日は、日記を書かせてください。何故なら、角川つばさ文庫小説賞の授賞式が神保町某所で行われたからです。勿論――入選したこの僕も――部活を休んで出席させて頂きました。
行く前は制服で行くか私服で行くかで母とひと悶着ありましたが、結局は間を取って普段着とも正装ともとれるセーターを着ていくことになりました。まあ、正しかったのは母だったのですが……。それは後々の会場に到着したときに知ることとして。
余談ですが、その会場にたどり着くまでのことをちょっとだけお話します。本当にどうでも良いことではありますが……。神保町は古本の聖地であります。通りにずらっと古本屋が並んでいたり、出版社も多くはこの神保町に集中しています。なので、僕はそれも目当てだったのです。早く着きすぎて、まだまだ二時間ほど余裕があったので、早速散策することに。「夢野久作全集」があったので欲しいと思いましたが、「二万円」という値段で危うく目眩を起こすところでした。たかが紙、されど紙ですね。本好きの執念というものはつくづく恐ろしいものです。否、それを愛というのか。
昼飯は、早いというのが自慢の一風変わったガストに行きました。決して美味いという訳ではありませんが、この徹底された下品さに好感を覚えました(皮肉なんかじゃないよ)。下品というよりかは、ジャンキーか。まあ、その表現のほうが怒られないでしょう。
さてさて、本当にどうでも良い余談が終わったところで、漸く会場に到着しました。とても高級なホテルのようで、田舎者(といっても都内)の僕には少し気が引けました。それに、他の受賞者が全員制服だということに驚きました。そして、制服ではないものの、それらしき中間な格好をしてきて良かったと思いました。二階へと上がると、結婚式のような広いホールに案内されました。そこで他の受賞者とその保護者とテーブルを囲み、そのまま暫く待機させられました。そして、続々と入ってくる受賞者。審査員の宗田理先生、あいはらひろゆき先生、そして本上まなみ先生。本上まなみ先生は"あの”本上まなみ先生だったので驚きました。
そして、始まる授賞式。殆どは話を聞くばかりで、賞状を貰いに壇上に行った以外は微動だにもしませんでしたね。あと、記念撮影ですかね。あれで疲れがどっときました。笑えと言われて素直に笑えなくなってしまった僕なのでした。その後、ジュースと高級なデザートみたいなものが
配られて、そのまま作家さんへの質問コーナーとなりました。最後の質問、あれは僕が出したやつだったな……。
そんなこんなで、授賞式は終わりました。沢山お土産を貰いまして、一度くらいはこんな経験も悪くないかなと思いました(一度って、作家になったらそんな機会何度だってあるだろうが)。それでも、授賞式の方が受賞作を書くより疲れるってどういうことでしょうか。日本人は式というものに力を入れる風習がありますねぇ。まあ、盛大で楽しいのも嫌いではありませんが、卒業式であれ入学式であれ成人式であれ、ホドホドに。まあ、僕は大好きな江戸川乱歩文庫シリーズを古本で数冊買えたので気分的にはプラスなのですが。
行く前は制服で行くか私服で行くかで母とひと悶着ありましたが、結局は間を取って普段着とも正装ともとれるセーターを着ていくことになりました。まあ、正しかったのは母だったのですが……。それは後々の会場に到着したときに知ることとして。
余談ですが、その会場にたどり着くまでのことをちょっとだけお話します。本当にどうでも良いことではありますが……。神保町は古本の聖地であります。通りにずらっと古本屋が並んでいたり、出版社も多くはこの神保町に集中しています。なので、僕はそれも目当てだったのです。早く着きすぎて、まだまだ二時間ほど余裕があったので、早速散策することに。「夢野久作全集」があったので欲しいと思いましたが、「二万円」という値段で危うく目眩を起こすところでした。たかが紙、されど紙ですね。本好きの執念というものはつくづく恐ろしいものです。否、それを愛というのか。
昼飯は、早いというのが自慢の一風変わったガストに行きました。決して美味いという訳ではありませんが、この徹底された下品さに好感を覚えました(皮肉なんかじゃないよ)。下品というよりかは、ジャンキーか。まあ、その表現のほうが怒られないでしょう。
さてさて、本当にどうでも良い余談が終わったところで、漸く会場に到着しました。とても高級なホテルのようで、田舎者(といっても都内)の僕には少し気が引けました。それに、他の受賞者が全員制服だということに驚きました。そして、制服ではないものの、それらしき中間な格好をしてきて良かったと思いました。二階へと上がると、結婚式のような広いホールに案内されました。そこで他の受賞者とその保護者とテーブルを囲み、そのまま暫く待機させられました。そして、続々と入ってくる受賞者。審査員の宗田理先生、あいはらひろゆき先生、そして本上まなみ先生。本上まなみ先生は"あの”本上まなみ先生だったので驚きました。
そして、始まる授賞式。殆どは話を聞くばかりで、賞状を貰いに壇上に行った以外は微動だにもしませんでしたね。あと、記念撮影ですかね。あれで疲れがどっときました。笑えと言われて素直に笑えなくなってしまった僕なのでした。その後、ジュースと高級なデザートみたいなものが
配られて、そのまま作家さんへの質問コーナーとなりました。最後の質問、あれは僕が出したやつだったな……。
そんなこんなで、授賞式は終わりました。沢山お土産を貰いまして、一度くらいはこんな経験も悪くないかなと思いました(一度って、作家になったらそんな機会何度だってあるだろうが)。それでも、授賞式の方が受賞作を書くより疲れるってどういうことでしょうか。日本人は式というものに力を入れる風習がありますねぇ。まあ、盛大で楽しいのも嫌いではありませんが、卒業式であれ入学式であれ成人式であれ、ホドホドに。まあ、僕は大好きな江戸川乱歩文庫シリーズを古本で数冊買えたので気分的にはプラスなのですが。