今回は、完成記になります。
歴代のル・マンカーの中でもデザイン的に1番格好いいと思います。
少し市販車の雰囲気が感じられるのは、Z32 と同じヘッドライトが流用されているからでしょうか。

この角度で眺めると惚れ惚れしてしまいます。
遠目から眺めるといつまでも見ていられます。

前後フェンダーからの曲面がドア付近で融合する形状が本当に美しいです。赤黒はスカイラインシルエットにもつながるアイデンティティーのようですね。

タミヤマーク付近の赤と黒の塗り分けラインが、取説では非常にわかりづらいです。
私はラインを間違えたので、クリア仕上げ中に気付きリタッチしています。

リヤウィンドウから覗くエンジンや補機がレーシーですね。
他のル・マンマシンに比べると少し前後オーバーハングが短い気がします。
個人的には大好きなマシンの1つです。
成績的にはあまりふるわなかったようですが、実際のレースは当時テレビ放送していて、応援していた記憶があります。
良い時代でした。

キットの話になりますが、パーツ数はそれなりにありますが、デカール含めて組立てやすく、塗り分けもそんなに難しくないので、お薦めです。
一般車のカーモデルから、レースカーにステップアップする場合の1番候補かと私は思います。
流通価格もやすく、内容から考えると、コストパフォーマンス最強ではないでしょうか。

少し苦労するところとしては、エンジンや補機類かもしれません。
ただ、この辺りは適当でいいと思います。
あまりにも格好いいので、ナンバー違いでまた組もうか悩んでます。
それくらい気に入りました。

最後に少しおまけです。
私はプラセメント系として、接着剤には主に下の3つを使います。
今回、ボディとシャーシの接合部は、にクレオスのMr. セメントSP(流し込み)を使用しました。
理由は、接着強度の確保が短時間でできるためです。
タミヤの流し込み接着剤は、クレオスよりも接着は強くなく、塗装面も変化させてしまうのが少し不満です。

また、レッドの塗装前に、候補の塗料をプラスチックスプーンに塗布してみました。
左は今回採用したタミヤブライトレッド、右は悩んだガイアのブライトレッドです。
わずかですが、ガイアのほうが暗めですね。
今回はデカールの色に近いタミヤがいい感じになりました。

次回は、新しいキット(GT系)を始めようと思います。