メジャーデビューの夜に | AYABIE インテツオフィシャルブログ『ひみつインテツ』powered by アメブロ

メジャーデビューの夜に

8月24日はいつもはたけひとの誕生日です。
今年はそれに新しい思い出が加わりました。

ファンの皆さんに、心から感謝しています。

10月22日の渋谷O'EASTでの初ライブから、10ヶ月。
じつは、僕自身がメジャーデビューという事を一番感じたのは、23日大阪でのライブの時でした。
午後に行われたジールリンクでのインストアイベントで、
実質インディーズラストライブですね、と言われて初めて感じました。

最初のシングルのリリースが8月ということになって、
「AYABIEにとって、この夏ツアーがインディーズラストツアーなんだ」と全体で捉えていました。
活動開始直後にアルバム『バージンスノーカラーセカンドシーズン』を作った時も、
「ライブで全国まわって、直接気持ちを伝えたいんだ」という気持ちでしたね。

大事なことを伝えたいときは、できるだけ、ライブがいいなって思います。
一番ストレートに気持ちが伝わるからです。
やっぱりライブの嘘がないところが、好きなのかもしれないです。

そのツアーのなかでの、23日の大阪でのライブ。
アンコールで用意していた曲を演奏し終わって楽屋に戻った時、
それでもアンコールの声が鳴り止まなくて、
「今日は特別な日だから、あと一曲やろうか」ってメンバーで話して、
ステージにまた戻りました。
ゆめひと君が『パレード』とタイトルコールしたときに、
みんなから拍手が聴こえてきて、
それで、急に涙があふれそうになっていました。

僕たちのみんなに『ありがとう』っていう、気持ちと、
ずっとそばにいてくれたみんなからの『おめでとう』の気持ちと、ひとつになったんです。
本当にいろんなことがあったけど、
なんとかして、一歩ずつ一歩ずつ前に進もうとしている僕たちに、
いろんな気持ちがあっても、それでも応援してくれている、
ファンのみんなの優しさを感じました。

「メジャーデビューなんだ」って感じたのはその瞬間でした。

『パレード』という曲を作れた事を、
曲のメッセージと、いま重なることができた事を、
ひとりひとりに気持ちが伝わっている事を、
心から嬉しく思いました。

これからも、僕たちは僕たちらしく活動していきます。
メジャーだからこそできることをやっていきますし、
一方でインディーズのようにメンバーから直接発信していくこともしていきます。
新しいステージへ向かう事、それと同時に変わらない事。
どちらもAYABIEらしさだと思います。
それはこれからもずっと変わりません。

より多くの人にAYABIEを知ってもらうために、
来年の今日、振り返ったときに、
みんなが「メジャーに行ってよかったね」と笑顔で言ってくれるように、
メンバー全員で精一杯がんばっていきます。

トイズファクトリーという新しい仲間と一緒に初めての作った曲たち。
『流星』という作品はずっとこれからも心に残ると思っています。

昨日が未来のかけらで、明日だって思い出になる。
僕たちの思い出はまだまだこれから。
繋いだ手は離さないよ。


最後に。
ファンのみんな。
スタッフのみなさん。
そして。
あおい君、りょうへい君。


ありがとう。


2011年8月24日 メジャーデビューの夜に
AYABIE インテツ

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