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成り行きで、自分の本来の仕事以外に、主人が私の母から継承した事業のスタッフさんとパートさん達の面談をする事になり、今週はエルメスどころではなく、疲れ果てて正に泥の様に眠りに着くという感じの1週間でした。。
どこの職場でもそうなのかもしれませんが、ダイバーシティが叫ばれる中、正規雇用者と非正規雇用者の間の溝は深く、その一因は雇用側の意識や気遣いのなさなのかも知れないと実感しました。
全く報酬が貰える訳でも、私に取っては1円の得にもならない仕事でしたが、働いて下さっている方々の目の覚める様な劇的なやる気の変化を目の当たりにして、お金では得られないなんとも言えない満足感に浸っております。。
恐らくは一時的なものですから、定期的にガス抜きをしたり、コミュニケーションを取ることは必要なのでしょうが、政府が主導してきた、非正規雇用の方々の権利(有給や雇用保険など)や働き方改革(時短やワークシェア)の必要性を初めて実感しました。
昭和を生きてきた私達の世代は会社に忠誠を誓う代わりに終身雇用や年功序列といった、保障を得ていました。
出来高性や一年毎の雇用契約といったある意味シビアな欧米式の成果主義の働き方は、良い面と悪い面があり、元々本音と建前をもつ日本人にとってはギスギスとした人間関係を構築しやすい環境になっていたのかもしれません。
今回私がお話したのは、昭和と平成ミックスの令和ハイブリッドとでもいう感じの女性の働き方指南でした。
- 女性はライフステージによって、働き方を変えざるを得ないのは当たり前ですから、年配の正規雇用者(いわゆるお局様)達は自分達が若かった頃に苦労したから苦労しろ!ではなく、母親の様な暖かく成長を見守る気持ちを持ち、年長者として失敗も含めて下の面倒を見ること。
- 自分で仕事を抱え込まずに下に仕事をどんどん回しつつ、スーパーバイズしたり、助けたりする事で結果としては自分のお荷物も減らせ、さらに上を目指してスキルアップに努めること。
- 非正規雇用者は介護や子育てで今の働き方を選択している事も多いが、ライフステージが変わればまた正規雇用に変わる事もできるのだから、どうせ自分は非正規雇用者だからと仕事をおざなりにやらない事。
- 限られた時間の中でも仕事に責任感を持ち、全力投球する事。
- やる気さえあれば資格試験に挑戦するなど、スキルアップに努めて自立できる環境を目指すこと。
- 正規雇用、非正規雇用にかかわらず、お互いをリスペクトし、各自が得意分野で役割を見つけて、その分野では他者に負けない仕事をすること。
- 仕事も大切だか家族も大切なのだから、休みは各人でカバーし合ってお互い様という気持ちを持つこと。
- コロナでいつ濃厚接触者になるか分からないのだから、有給休暇は無駄に使わずに有効に使うこと。
- 仕事だけを生き甲斐にしないで、広い視野を持ち、人生を楽しむこと。
などなど。
これらは私が自分の変化するライフステージの中で実際に実践してきた働き方です。
人は一人一人が違いますから、もちろん価値観も異なる中で、私の働き方が万人に良いものではないのだと思います。
ただ、様々なライフステージの中で自分を偽らずにその時々で一生懸命悩みながら働いた事は必ず先の人生で役に立つのだと思います。
大企業ではありませんから、中々経営上厳しい部分もありますが、ご縁があって働いて下さる方々には、頑張ってよかったなと思える職場であって欲しいと本当に願います。
ダイバーシティがありつつ、一体感のある職場であれば、必ずよいお仕事を提供できると思います。
お互いが足を引っ張りあったり、邪魔をすれば当たり前ですが、必ず自分の仕事にも影響があります。
どんな職種であれ、皆が誠実に思いやりの心をもって働ければ、少しずつ社会も優しくなっていくのかもしれません。
私自身は綺麗事と言われても、理想やパースペクティブを持ち、常に自問自答しながら試行錯誤しながら、手探りで道を歩んできました。
今では当たり前のスキルアップの為の所属変更、妊活の為のキャリアの中断、育児中の資格試験への挑戦などもしてきました。
今でこそ子供達もある程度手が離れて、仕事に没頭できる様になってきましたが、産休や育休もなかった時代に臨月のはち切れそうなお腹を抱えて働いていた事は今では良い思い出です。
残念ながら女性の敵は女性の事がありますが、私は上司にも同僚にも本当に恵まれてきました。
勝ち気でハングリーだった若い頃には沢山迷惑をかけました。
ですから、若い方のやる気が空回りしていても無気力よりはずっと見込みがあると思います。
若いからこそ、無理を承知で様々なことに挑戦したり、がむしゃらに努力する事も時には必要なのかもしれません。
いつかは必ず体力も気力もついていけなくなるのですから。。
様々な困難や試練を乗り越えることでしか見えない景色があります。
その渦中にいる時にはトンネルの先の明かりが見えず、もがき苦しみますが、必ず出口はあります。
"困難な道と楽な道があった時には必ず困難な方を行け"
"○○(職種)の代わりはいるが母親の代わりはいないのだから、子供達を優先しても決して悪がるな"
といってくれた上司達には今は感謝しかありません。
お若い方々の未来が明るく希望に満ち溢れたものであるように祈らずにはいられません。。