5月28日

一回目の妊婦検診から二週間後の予約。

まだまだお腹は大きくならないし、悪阻もない。
一人目の時、悪阻が全くなく、悪阻というもの自体どんなものか分からない私。
今回の妊娠でも今のところ、悪阻らしきものは全くなく元気に過ごしていた。

ただ、とにかく忙しい。

仕事復帰をして、およそ2ヶ月。
4月は、上の子が保育園に入り、毎日泣かれることの辛さを感じながら、保育園に見送る。
8時半から4時半まで仕事。
育児時間で時短勤務をしているが、時間内に仕事が終わりきらない日の方が多く、仕事を鞄にごそごそと詰め込んで、保育園に迎えに行く。まだ保育園に慣れないうちの子は、目下イヤイヤ期真っ只中!といった感じで、何をするのもイヤ。けど
じゃあ、やらなくていいよとなれば、やる!とギャン泣き…もう八方塞がりな毎日を過ごしていて、大人も子どももいっぱいいっぱいな日々。ようやく寝てくれても、私の仕事は終わらない。洗濯物を畳み、保育園の連絡帳を書き、そして、片付かなかった仕事を広げる。日付をまたいでしまうギリギリまで仕事をして、布団に入るという毎日。


毎日疲れてはいたけど、久しぶりに仕事をしている自分が、なんだか誇らしげに思えた。

ほんとはしっかり体を休めて、妊娠初期の体を大切にしなくてはいけないのだろうが、二人目ともなるとなかなかそうもいかない。
そんな中での、二回目の妊婦検診であった。

さっそくエコー。

心音もしっかり聞こえて、短時間で終了。

異常なしで、次の検診は一ヶ月後ね、と先生に告げられて、終わる。

この日は、助産師さんのお話もあり、現在の生活状況、家庭状況、栄養管理などのお話を聞いた。経産婦ということもあり、助産師さんも分かってるだろうけど、という前フリをして話していた。
私自身も、しっかり葉酸を摂っていたし、上の子がいるので、食生活も偏ることもなく、強いていうなら仕事と育児と家事で忙しく、疲れがたまる頃であることくらいで、早々に話は終わった。


気にかかっていたエコーもそこまでぼやけている印象がなかったことも、私のなかでは安心材料であった。

でも、新たな気がかりが…

体重が増えない。
妊娠前よりも、むしろ減っていたことが、少し気にかかっていた。

そして、やはり赤ちゃんが小さめであるのは、相変わらずで、少しの安心と、少しの不安が変わらず私の中でごちゃ混ぜになっていた。


一ヶ月後の検診で、体重が増えてるといいな…、何事もなく過ごせるといいな…そんなことを考えながら帰路についた。