母子手帳をもらってくるように言われた4月27日から、二週間後にはじめての妊婦検診を予約した。
どこの産院でもそうなのかはわからないけど、私が通っている産院では、インターネット予約時、一般検診と妊婦検診の二種類があり、母子手帳をもらうまでは一般検診になる。だから、今回予約した時に、この妊娠で初めて妊婦検診で予約した、それだけなのに、なんだかまた一つ安心を得た気持ちになる。
5月11日
二週間が経ったこの日は、はじめての妊婦検診。
そして、私の誕生日でもあった。
名前を呼ばれ、体重測定、血液検査。
看護師さんに、
「確認のため、お名前と生年月日、年齢を言ってください。」
と言われ、答える。
あ、そうか、今日で37歳か!と改めて、自分の年齢を確認した(笑)
担当してくださった看護師さんが、たまたま一人目出産の時に担当してくださった看護師さんで、偶然なのになんだか嬉しくて、この妊娠にドキドキわくわくしている自分がいた。
その後、初エコー。
前回の流産では、どれが赤ちゃんだったのか分からないくらい小さくて、赤ちゃんのいるお部屋も見えないくらいだった。
でも今回は、ちゃんとお部屋もあって、その中で赤ちゃんが二週間前よりも大きくなっているのを見て、改めて、順調順調、安心だ!と思った私。
さらに心音を聞いたら、もう嬉しくて涙が出そうだった。
でも、やはり気になる。
赤ちゃんが小さい気がする。
エコー写真の予定日が一日遅く出ている。
帰宅後、上の子のエコー写真とつい見比べる。
ちょうど同じ週数くらいでエコー写真があり、やはり小さい。
育ってるんだけど、育ってないような、そんな違和感がずっとある。
何かがおかしい。
でも、このときの私には、まだその不安は、気になる程度。不安よりも嬉しさが勝っていた。そして、その気になることも、「まだ初期だし、これから大きくなるはず。個人差もあるものだろうから、大丈夫。」と、気になるけど、気にしないようにしていたように思う。
何かが違う、何かがおかしい。
こういうのって、意外と当たるものだった。
その事を噛み締めるのは、もう少し先のことだけど…。