JALも国内線特典航空券でPFC(施設利用料)徴収10月末から | あやあやのふらふら旅行記

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ANAに続いてJALも国内線の特典航空券を発券時に空港施設使用料(PFC)を徴収する事にしたようです。

日本航空(JAL/JL、9201)は、マイル会員が利用できる国内線特典航空券の発券に必要なマイル数を10月31日申し込み分から改定する。

羽田空港など旅客施設利用料(PFC)を徴収している空港の発着便が対象で、従来のマイル数に空港別の追加マイルが必要になる。

全日本空輸(ANA/NH)も、10月末搭乗分から特典航空券でもPFCを徴収する方針をすでに示しており、大手2社とも徴収する形になる。   

空港別の追加マイル数は、新千歳が270マイル、仙台が230マイル、羽田と成田が各290マイル、中部が440マイル、伊丹と関西が各260マイル、福岡と北九州が各100マイル、那覇が120マイル。

このうち、新千歳-女満別間はシステムの都合により追加マイルの対象外となる。  

 羽田-伊丹間の場合、10月30日の申し込みまでは片道


「旅客施設使用料(Passenger Facility Charge)」PFCは国内線の徴収対象空港を使用する便の有償航空券にはあらかじめ航空券運賃に含めて徴収されています。


しかし、今まではマイルを使用した特典航空券の場合はPFCの徴収をしておらず、航空会社がPFCを持ち出ししていた形になっていたのですね。


それでも、3年ほど前まではPFCを徴収する空港は羽田、成田、関空、セントレア、北九州空港くらいでしたがその後、どんどんPFCを徴収する空港が増えて来ました。


合わせて、このコロナ禍により航空会社の業績が芳しくない事から特典航空券でもPFCを利用者に負担してもらう様に方針変化したと思われます。


では、どれくらいPFCの料金を負担しないとならないのでしょうか?

PFCは空港(場合によってはターミナル)毎によって料金が異なります。


例えば、東京-大阪(神戸)の場合、大阪(神戸)はPFCはかかりません。

一方、大阪(伊丹)は+260円。

大阪(関空1タミ)は+440円。


そして、上記の運賃には東京(羽田)のPFCとして290円が加算されています。


*勘違いされている方がいるかもしれませんが、国内線のPFCは出発空港と到着空港の両方のPFCが加算されます。


因みに10月から始まる特典航空券のPFC徴収ですが、ANAはクレジットカードによる現金での徴収になりますが、JALは1マイル=1円換算でマイルによる徴収になります。


1マイルあたりの価値で換算すると1マイルは2円に匹敵しますので、JALのマイルによる徴収は不満が出るかもしれませんね。

尚、当該対応開始時期ですがJALとANAで違いがあります。

JAL:2021年10月31日発券分から。
ANA: 021年8月29日以降に発券された2021年10月31日以降搭乗分から

ご注意を!