AGORA HOSPITALITIES 社長ブログ

AGORA HOSPITALITIES 社長ブログ

美しい日本を集めたホテルアライアンスを目指して

アゴーラ・ホスピタリティーズは、「美しい日本を集めたホテルアライアンス」をビジョンにするホテル・旅館の運営会社です。
アライアンスを通して、日本がアジアで最も素晴らしいデスティネーションであることを発信すると共に、日本のツーリズム業界を担うホスピタリティ精神あふれる若者を育成していきます。
”デザインサビー”であることを使命とし、何事にも現状満足せず、常に変化を求めチャレンジしていくことで高い評価と信頼を得ていくことを目標にしています。

会社HP: ㈱アゴーラ・ホスピタリティーズ
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いつもアゴーラを暖かく応援いただきありがとうございます。

そして2008年から始めたこのブログ。。。震災の後は徐々にFacebookに場所を変え、様々な情報や思いを共有し発信してきました。そんな投稿を通して多くの方がアゴーラのファンになってくださりご支援いただいたことに日々心より感謝しています。

 

さて私事ですが、この度株式会社アゴーラ・ホスピタリティーズ、親会社であるアゴーラ・ホスピタリティー・グループ、及びその他全てのアゴーラ関連会社の代表及び役員を任期満了により退任いたしました。

 

心細くも一人でアゴーラ・ホスピタリティーズを立ち上げてから今年でちょうど10年です。この節目の年にアゴーラを去ることに深い感慨を覚えます。

何のバックボーンもなく夢だけを持ってスタートを切った私を、多くの方が深い愛情で応援してくださいました。皆様からのご支援・ご指導・ご尽力に心より感謝を申し上げます。

 

この10年、色々なことがありました。

 

決して宿泊事業には優しくない市況の中で2007年に起業し、いきなり迎えたリーマンショック。

そこからやっと次のステージが見えてきたかと思った矢先の東日本大震災。壊れるはずがないと信じていたものが次々と壊れていく惨状を見ながら、この国は何で立ち直っていくのか、、と不安を抱きました。と同時に、日本中が日本を取り返すという思いを強く抱きはじめ、「観光」こそこの思いを結果につなげることができるはずだと思い始めました。

 

震災後、アゴーラがすでに受託していた今井荘と南山荘の親会社だった東海観光(現アゴーラ・ホスピタリティー・グループ)の再生を手がけ始めると同時に、アゴーラ・ホスピタリティーズの株をこの会社に売却し子会社となり再スタートをきりました。もともと観光を主軸にしていたこの会社と共に、「日本を取り戻す」旅に出ました。しかしながら、この東海観光の再生は一筋縄ではいかなかった・・・。解決しては出てくる課題・難題を乗り越えて、実に震災から6年目にして正常値へと戻すことができました。本来あるべきスタートラインに今ようやく立ったところ、という表現が合っているのかもしれません。

 

決してスムーズではない10年ではありましたが、支えてくださった皆様とかけがえのない社員の力で、何とかアゴーラという一つの形を次世代に残すことができました。

今後は社員が一枚岩となり、漸く整った事業環境を支えに、ビジョン「美しい日本を集めたホテルアライアンス」へとアゴーラをさらに発展させていってくれるものと確信しています。どうか引き続き暖かい目で見守って頂けましたら幸いです。

 

私は、といえば3650日間、寝ても覚めてもアゴーラとアゴリアンズのことだけを考える毎日でした。

退任後は、次のステージでのアウトプットのため、少しだけサバチカルを頂きます。これまでお世話になった方々への恩返しと、この業界に何を貢献できるかなど、幅広くお役にたつために私が取るべき「立ち位置」を模索しているところです。答えが見えて来ましたらまた皆様にはご報告いたします。

 

長きに渡り、このブログを通してアゴーラの「おいたち」を見守って下さっていた皆様本当にありがとうございました。

浅生亜也拝

新年あけましておめでとうございます。

 本年はアゴーラ創業10周年を迎えます。この10年はあっと言う間でした。リーマンショック、東日本大震災、インバウンド元年などを経て、宿泊市場が大変化する激動の10年でもありました。

 

 創業時からのビジョン「美しい日本を集めたホテルアライアンス」を掲げ、日本の地方にあるリゾートや旅館を通して、世界の人に日本の真の美しさやおもてなしの心に触れてもらいたいと施設数を増やして参りました。創業当初、地方の施設は世界に目を向ける余裕などない施設がほとんどでした。その中にあって、海外のインバウンド旅行者がいずれ地方での体験を求めてやってくる、と声高に説いても、遠い夢物語に聞こえたことと思います。

 

 「爆買い」がブームになったインバウンド元年から一転、昨年は「モノからコトへ」と体験価値を求めて訪日旅行者が日本の奥へ奥へと出向くようになりました。いずれ地方へもインバウンド旅行者が足を延ばしてくれると考えた根拠は、その昔の日本人の海外旅行スタイルの変遷からでした。買い物且つ主要な海外観光地巡りのブームから時を経て、日本人も新たなデスティネーションや体験を求めて海外旅行するようになったからです。一昨年からの爆買いブームがこんなにも早く終息するとは想像していませんでした。今の旅行市場はITテクノロジーの発展により、従来型のムーブメントを10倍速で見ているようでもあります。消費者の購買行動はモバイルが中心となり、我々の業界はもはや不動産に付随する業界というより、このテクノロジープラットフォーム上の1プレーヤーなのだと認識するに至りました。

 

 昨年のアゴーラは「パーソナライゼーション」をテーマに掲げました。同じように年末にかけてエアラインやOTAも盛んに「パーソナライゼーション」を発信するようになりました。OTAで宿泊予約し、エアラインに乗って、最終目的地に到着するゲストが、最もリアルなタッチポイントを持つ宿泊施設にて「おもてなし」を感じられないなどあってはならないことです。当社は本年も引き続きこの「パーソナライゼーション」を追求する年としてゆきます。お客様に寄り添い、お客様の期待を越える体験価値を提供することで、何度でも旅に出たい!という思いを引き出せるアゴーラでありたいと願っています。

 

 今年も市場や業界の皆々様に様々な形で貢献し、世界からご評価頂けるようになれることを大きな目標に、日々邁進していきたいと思います。本年もよろしくお願い申し上げます。

 

元旦

(月刊ホテル旅館 寄稿から)

2016年が終わろうとしています。

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今年はオリンピックイヤーであると同時に、数々の悲惨・残虐な事件、加えて台湾・熊本・鳥取・福島・茨城・NZ・イタリア・エクアドル・ミャンマーなど世界中での地震、年末には新潟での大火など、もううんざりというほど様々なことが起きた一年でした。

 そんな今年は2007年に一人で創業したアゴーラが、10年目を迎えた年でもありました。この10年はまさに波乱万丈でした。が、振り返るとこんな10年でもありました。

 *1名が1000名に 

*1施設が13施設に

* 50室が962室に


その間リーマンショックや東日本大震災があり、2011年には受託先だった東海観光の子会社になることで、東海観光自体(現在のアゴーラ・ホスピタリティー・グループ)の再生にも取り組みました。その結果、その親会社も直近5年で

* 株価150%(依然低いのですが)

* 売上11億→88億(予)

* 宿泊事業の占める割合も40%→90%

* 純損-6億→純利+6.5億(予)

というところまでの回復目処がつきました。


 こういう数字による目に見える結果もいいですが、何よりも肌で実感しているのは、

10年前、1人でおぼろげに考えていた「美しい日本を集めたホテルアライアンスを創る」というビジョンが、今や1000人を引っ張っていくものになっているということ。

 

行動を伴わないビジョンは単なる夢。

ビジョンなき行動は時間の浪費。

行動を伴ったビジョンこそが世界(人生)を変える。

 

というジョエルBarkerの名言がありますが、単なる夢で終わらなかったことが何よりの10年でした。

このビジョンは、私浅生亜也のバックグラウンドから生まれてきていたビジョンですが、これからは1000人の行動が伴いこのビジョンが新しい意味を持って次の10年に進むことになると確信しています。そしてそれを実現する素晴らしいアゴリアンズがいることに感謝をし、この2016年を締めくくりたいと思います。

 

繰り返しご利用いただいている多くのゲストの皆様、アゴーラのファンです!と言ってくださる皆様、いつもご支援・ご協力いただいているパートナー企業の皆様、最愛なるアゴリアンズ、そしてそのご家族の皆様に感謝し、来る2017年も健やかでさらに挑戦する一年でありたいと思います。
皆様におかれましては、穏やかな佳き新年をお迎えくださいますよう、こころよりお祈りいたします。

2016年大晦日

 

もはやブログが年末年始のご挨拶ハガキの代わりになっています・・・
ブログの使い方を完全に間違っていますねー。

今年のホテル業界は、訪日外国人1900万人時代を肌で感じ、街の風景が変わるのを目の当たりにする力強い一年でした。爆買い、円安、ビザ解禁などがキーワードとなって急激に増えた訪日外国人ですが、初回のきっかけは何であるにせよ、これだけの多くの人が世界から来日してくれるという時代に、美しい日本を世界に発信するというミッションを掲げる当社は嬉しい限りです。

ゲートウェイシティ戦略で東京・大阪・福岡など、当社が4年前から仕掛けていた日本の玄関口都市への出店により、ホテルロビーの風景も去年とは全く変わり、実に国際色豊かで活気に包まれました。そんな多くの訪日外国人のお客様には、ぜひとも次回は違った日本、美しい日本の各地を体験いただきたい。これはアゴーラがこれまでも、これからもずっと持ち続ける想いです。

そんな想いから、今年もまた3軒の施設が新しくアゴーラのコレクションに加えました。渥美半島の
角上楼井筒楼は、それぞれ10室ながらも丁寧なおもてなしと極上のふぐ尽くしを楽しんでいただける旅館です。そして長野にアゴーラでは4軒目となる松本ホテル花月も加わりました。当館はこの年末年始をもって休館し、改装工事に入ります。立山黒部アルペンルートが開通する頃、リニューアルオープンする予定です。

さて、あと数時間で2015年も終わろうとしています。
今年は60年に一度の乙未年でした。未年
は何かが始まる年、予兆が出始める年と言われていますが、今年起きた様々なことを思い振り返りながら、来年を見据える年越しとしたいと思います。2016年、私は年女です。申の字のごとく、果実が成熟する一年になるよう精進したいと思います。

繰り返しご利用いただいている多くのゲストの皆様、アゴーラのファンです!と言ってくださる皆様、いつもご支援・ご協力いただいているパートナー企業の皆様、最愛なるアゴリアンズ、そしてそのご家族の皆様に感謝し、来る2016年も健やかでさらに飛躍できる一年にしたいと思います。
皆様におかれましては、穏やかな佳き新年をお迎えくださいますよう、こころよりお祈りいたします。

2015年大晦日

新年あけましておめでとうございます


昨年は継続する円安の影響で、買い物を目的とした訪日外国人客が東京や大阪などゲートウェイ都心部に集中し、国内出張族が部屋を確保できないという、かつてない現象が起きました。

当社は「美しい日本を集めたホテルアライアンス」をビジョンに施設を集めてきましたが、その多くが在る地方への足がかりとして、数年前から日本の玄関口であるゲートウェイ都市へ出店して来ました。そのためそれらの都市にある当社の施設でも、例外なくこのインバウンドの恩恵にあずかる一年となりました。

その結果、当社アライアンスの多くが地方のリゾートや旅館であるにもかかわらず、年間集客数の半数以上が訪日外国人となり、当社がミッションに掲げる「美しい日本を世界に発信する」土台が整いつつあると感じています。

現状は、あくまでも円安やビザの緩和をきっかけに来日しているインバウンドが大半を占めていると言えなくもなく、ゲートウェイ都市で買い物をする訪日旅行者に対し、いかに日本の魅力・地方の魅力を伝え、再訪を誘致することができるかが今後の継続課題です。この滞在客へのマーケティングという課題に対し、各施設ではこれまで以上に積極的にお客様との接点を創造し、お客様に寄り添ったホスピタリティの提供が求められると考えています。

他方で、各施設では人材不足という現状にも直面しています。何よりもお客様に寄り添う現場力をあげるためには、人材の拡充と人材への投資は不可欠です。

社内で開講した次世代リーダー育成プログラムは今年で4年目を迎えます。修了社員による次世代人材の育成が進みつつありますが、社員同士が互いの成長に関心を持ち、それを支援していく組織や仕組みを構築することこそが、観光立国を担う当業界に求められていることであると考えます。

当社では、昨年一年をグローバリゼーションというキーワードで動かしてきました。これは決して外国化することではなく、自国日本の生活様式や価値観・文化を見つめ直すことで知識を高め、同じレベルで外国文化や価値観を理解し、受入れる多様性や柔軟性を持つ事であるとの考えです。2016年はこれを基本にした上で、お客様一人ひとりに最適な滞在を提供する「パーソナライゼーション」に挑戦する一年としたいと思います。

今年も市場や業界に様々な形で貢献し、世界からご評価頂けるようになることを大きな目標に、日々邁進していきたいと思います。

本年もよろしくお願い申し上げます。

元旦

 (「月刊ホテル旅館」への寄稿より)