過去の思い出に胸いっぱいになりながら
日々自分自身を正当化して生きるわたし。
昨日のことを少しずつ忘れていく彼。
朝ごはんを食べて1日が始まる。
ランチタイムが待ち遠しい午前中。
そして夜の予定が楽しみなわたし。
今日が何月何日何曜日で
今どこにいるのかわからなくなる彼。
夢にむかって生きる。
いつの日かの自分に期待しているわたし。
明日のことはわからない。
少し思い出すかな?
それともまたひとつ忘れてしまうかな?
記憶をなくすというのはとても恐ろしいこと
そりゃ、ひとに優しくなんかできないよね。
これだけ医療が進化してるのに
やっぱりお医者でも治せない病はたくさんたくさんある。
頭ではわかっていても心では受け止められないことだらけだ。
今まで
いっぱいお世話になったし
いっぱい寂しい想いもさせた。
かわいがってくれてありがとう。
行き場のないわたしたちの面倒をみてくれてありがとう。
病院に入ってもまだまだ元気でいてね。
明日いちにち
何十年も過ごしたこの家で
できるだけ笑顔でありますように。