22年05月19日読了
*あらすじ*
「それじゃあキミを死神として採用するね」
ある日、高校生の佐倉真司は同級生の花森雪希から「死神」のアルバイトに誘われる。
曰く「死神」の仕事とは、成仏できずにこの世に残る「死者」の未練を晴らし、あの世へと見送ることらしい。
あまりに現実離れした話に、不信を抱く佐倉。
しかし、「半年間勤め上げれば、どんな願いでも叶えてもらえる」という話などを聞き、疑いながらも死神のアルバイトを始めることとなりーーー。
死者たちが抱える、切なすぎる未練、願いに涙が止まらない、感動の物語。
*感想*
何で自分ばかりが不幸なんだと思ってしまう時期は誰にでもあると思う。私も思うことがある。嬉しいこととか楽しいことがあっても、小さなことだと思い出せなくて辛いことや苦しいことに飲み込まれてしまうこともある。
でも、それらの嬉しいことや楽しいことは思い出せないだけで忘れたわけじゃない。
その瞬間は確かに存在していたのだから。
自分が思い出せなくても、誰かの記憶には残っているかもしれない。
そうやって沢山の人と沢山の喜びや楽しみを共有して幸せを分けていきたい。
世界が残酷に見えることもあるけれど、そんな時こそ小さな幸せや誰かの優しさに気付ける人になりたいし、幸せや優しさをお裾分けしていこうと思いました。
お金じゃ買えない、かけがえのない大切で尊いものが『時間』なのだなと改めて思いました。