4月28日

福岡のときのメンバー3人でフィリピンへ行くことになった。

当時、自分は横浜在住、他メンバー2人は福岡なので自分も福岡に行って

彼らと合流して一緒に行くことにした。

しかし、当日の東京から福岡への移動はきついので、前夜の内に福岡に移動しておく。


仕事が終わって、新幹線に飛び乗り博多駅で下車。

久々に福岡の友人たちと飲むことになったのです。

というより、バイク仲間に飲み行こうぜ!と声をかけたところ、何人かが集まってくれたのだ。

別に私の為、、、なんていうことはないと思う。

ただ単に飲みたかっただけだろう。

そのときのメンバーのほとんどがダイバーだった。

一人が明日からフィリピン?俺も前に行ったよ!マクタンってところで潜ったと言うのだが、

そのときはまだノンダイバー。

特に耳を傾けるわけでもなく・・・・

その数年後、まさか自分がダイバーになるなんて誰が想像しただろうか???


4月29日

いよいよ、フィリピンに向けて稼動開始!

一人は自宅から空港まで近いので、直接向かうとのこと。

もう一人と博多駅で待ち合わせ。

無事に合流することができ、話を聞くと彼らの会社の先輩ご夫婦が空港まで送ってくれるとのこと。

私も乗っけてくれるんですか?そりゃ助かる~と、図々しく車に乗せてもらう。

そして、空港で最後の一人と合流。

私を除く彼らは同じ会社同士なので、軽くハブられぎみな感じで盛り上がる。

とはいえ、大人な私は始終笑顔をふりまく。

なーんて、前夜のオールがたたってて疲れててそこまで気が回りませんでしたが笑


しばらくモーニング&お茶を楽しんでいたが、やがて時間がきたので送っていただいた先輩ご夫婦に

お礼と別れを告げ、ゲートに向かうべく荷物チェックの列に並ぶ。

難なく出国審査を終え、ゲートで飛行機を待つ。


約7時間くらいのフライト。

機内食はまぁまぁ?????

この3人での旅は初めてなので、ちょっとワクワク&キンチョー。


やがて、マニラに到着。


飛行機を降りた途端、熱気が私たちを襲う。


ホテルの迎えが来ていたので、早速乗り込む。

今夜はマニラ市内のパサイ地区に泊まる。


チェックインを終えて、タクシーで晩飯を食いに。

あまりうまくなかった。

しょっぱなからコレ・・・?ちょっとがっかり。



4月30日

この日は国内線でボホール島に移動。

しかし、早朝便だったため、かなりの早起きを強いられた私たち。

一応、私が起こす役と決められてしまい、気合を入れて起床。

えらいぞ、自分!

ようやく、全員準備ができてホテルをあとにし、国内線のターミナルへ移動。


チェックインを終えたあと、猛烈な睡魔が襲ってくる。

無理もない。

福岡入りしてからほとんど満足に寝てないんだもの。

なので、飛行機の中でもずっと眠りこけてた自分。

Hによると、餌をねだってる雛のように口を開けて寝てたよと。

ホントか?


ほんのちょこっとのフライトでボホール着!

さすが、島だねぇー

ちっちゃな空港!!!!

荷物受け取りのところも屋外なんだぜ。

すぐそこで、送迎の人たちが我々を待ち構えている。


んで、やたらめったらと声をかけられるんです。

どこのホテル?みたいなことかな。

ホテルの名前を覚えてなかった自分はHを呼ぶ。

すぐさま彼はホテルの名前を叫び、ピックアップドライバーがやってきた。

荷物が全部揃った私たちは全員タクシーに乗り込む。


いよいよボホールでのセレブな時間を味わえるのね音譜



4月30日

この日はビーチでまったりDAY。

水着に着替え、ビーチを散策する。

Hはスノーケルをやりに行くと海に入っていった。

全然興味のない自分はリラッキングチェアーでのんびり。

Sは何してたのかは知らん。


しばらくして、Hが戻ってきた。

どこまで行っても遠浅で、全然潜れんわ~!もういい!と少々ふてくされ気味。

向こうの方にボート出してくれるサービスがあるから、そこ行ってバリカサグ島の方まで

行こうかなと思うんだけど、どう?と提案されるが誰も乗らず・・・


仕方なく、何気に島内を個別行動する。


すると、偶然Hに会う。


「俺一人でもいいから、バリカサグに行こうかと思ってさ」という。


んじゃ、私も行こうかな?と一緒にショップへ。


なぜか腹の出たおっさんがいた。

ちょっと無愛想だった。あまり笑顔もナシ。

名前はBOYDっていうらしい。変な名前。


翌日は1DAYツアーなので、その次の日に行くことになった。

これで、Hの機嫌も直ったようだ。



5月1日

朝からタクシーチャーターでツアーへ。

基本的に現地ツアーなので、そんなにお金もかからないのです。


ロボク川クルーズ→ターシャ見学→チョコレートヒル→昼ごはん→何かの洞窟

→スネークファームみたいなところ


って感じのコースで回った。


しかし、ターシャは基本夜行性なので、なるべく遅めに行きたかったHは不満そう。

それならそれを言えばいいじゃあないか。

私はそんなに英語できないんだからさぁ・・・・


ロボク川では子供が泳いでいて、笑顔を振りまいていた。

ターシャに会いに行ったときはとても機嫌が悪そうで、あまりかわいい笑顔を見ることが

できなかった。

チョコレートヒルではHが散々カッコつけて撮影を終えたあと、メガネを落としてしまい、

大騒ぎになった。(3人で探し回ったあと、私が見つけた。感謝しろよな)


そして、午後のおやつの時間あたりにホテルに戻った。


ちょっと休憩したあと、タクシーでタグビララン市に遊びに行こうということになり、

ちょっとした買物や散策を楽しんだ。


そのとき、現地のデフグループに出会いちょっとおしゃべりを楽しんだ。

この日はメーデーなので、仕事をしてる人もお休みだったらしい。

自分はあまりASLができないので、もっぱら筆談でコミュニケーションを取った。



5月2日

この日はボートでバリカサグ島へ行った。

ダイバーグループと一緒に同乗したのだが、昼飯を準備してなかった私たちは

お菓子しか持ってなく、Hは隣の人にバナナを恵まれていた。

しかし、プライドがあったのか断っていた。

断るにしてもせめてお礼言えよ!と注意したら、センキューとか言っていた。

スノーケルもダイビングもやらない私は一人、バリカサグに下ろされた。

今なら言います。

ダイビングやらないにしても、せめてスノーケルはやります!


全く日陰もなく、いつ船が戻るかわからないため、ほとんど移動ができず、

ひたすら浜辺で寝ていた自分。

迎えがきたとき、体中がヒリヒリしていた。

ほぼ火傷状態。


その日の夜はツラかったです。

日焼けしすぎるとものすごく体力奪われます。

気をつけるべし・・・・・

ボホール最後の夜はそんなふうにして、終わったのでしたやや欠け月



5月3日

ボホールからマニラに再び舞い戻りました。

この日はマカティ地区へ宿泊。

パサイのときのホテルより、ちょっとリッチな感じでした。

少し観光し、(フィリピン戦争時の戦死者のお墓を見学したぐらいだが・・・)

そのあと、ショッピングセンターをウロチョロ。

特に買いたいものはなかったなぁ・・・・・


夜はホテル内のレストランで食事。

バイキング形式だったので、食べ放題だった。

中にはおもしろいものもあり、思わず持ち帰りをねだってしまった。

持って帰ったのは特大ポッキー。

キーボードよりも長かったです。

やはりこの日も日焼けの後遺症に悩まされた。



5月4日

もうフィリピンの旅もおしまいです。

ニノイアキノ空港に移動し、フィリピンに別れを告げる。


乗り継ぎの為、一旦台湾で降りる。

ちょっと時間があったので、カフェでお茶をする。

お皿が紙だった。ケーキがちょっと濃厚。

彼らは福岡なので、ここで飛行機が分かれる。


しばらく会えないが、またねーと言いながら別れた。

このときはちょっとさびしかったかな。


と思う間もなく、この後約一週間ほど、日焼けに悩まされる。

そして、しばらくの間、皮膚科に通う羽目に・・・・・・・・

病院ではやはり、火傷ですねと診断された。

でも、よい思い出となった旅であった。