2021年12月8日
ついにこの日を迎えました
その日は病理診断コンサルへ出していた腫瘍の正体、その結果を聞きに病院へ行きました
そのはずなのに、先生はその事をすっかり忘れていたようで何も触れてこず診察が終わりそうになったので、こちらから
「あの~今日は結果が出ると聞いてたんですが…」
と伝えると、先生は少し慌てた様子で隣のクラークさんに
「結果って出てる?」
と言いながら結果の書かれた紙を受け取っていました。
どうやら本気ですっかり忘れていたようです
その内容を読んでいる顔つきが見る見るうちに険しくなりました
少し間を置いて
「脱分化型脂肪肉腫です・・・」
「」
「だ、だ、だつぶんかがたしぼうにくしゅ??」
ってなんだ??
生まれて初めて聞く病名で、脳内で漢字に変換することができませんでした
先生はそれを察してか、漢字で紙に書いて見せてくれました
そして、
肉腫と言うのは悪性です
がんの親戚、がんの一種です
とにかく悪い物でした・・・
と、説明してくれました
「え?」
「ええ?」
えええぇぇーー
あんだけ、あんだけ
「良性ですよ」
「大丈夫、良性だと思いますよ」
言ってたよね
しかも先生も結果を今日初めて見たもんだから、今後のことや治療のこと
まして病気の詳細など全くの真っ白で、病名を告知されただけで診察は終わりました
ごめんなさい、いつもなら病気のことを予習して伝えるようにしてるんだけど今回は
すっかり抜けていて・・・と謝っておられましたが、が、が、がーーー
んなアホな!!
つづきます・・・