『貴族の国』 Part ⒏ | sono⌘diary

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今日は。訪問ありがとうございます。
ブログのだいたいは『キノの旅-the Beautifl World-』のパロディを。
日記も書いていますが、たいていがキノに関係していると思われます。
よろしくお願いします。


「ああ、、、動きにくい、、」
上品な紫色の扇子でかるく扇ぎながら馬車に揺られているキノがいった。
「様になってるよ、キノ。どこかのお嬢様みたい」
エルメスが後ろで言うと、
「本当。なかなか様になっていますよ、キノさん」
さっきも運転してもらっていた運転手が言った。
キノは小さくため息をつくと、
「運転手さん、美味しくて、安くて、たくさん食べられるお店にお願いします」
「了解です。それっ!」
馬の手綱を巧みに操り、左の道へと方向転換した。
「少し、スピードを上げます」
「はい」
運転手はキノに確認したのち、手綱をぱしんっと叩いて馬のスピードを上げた。
先ほどまでの道より、圧倒的に人や、馬車が少ない。
風をきる、びゅうっという音と、馬の蹄が道を叩きつけるぱからっぱからっという音だけが響く。
「モトラドほどじゃないけど、結構スピード出てるね」
エルメスが言った。
キノは馬車のひさしの柱に捕まって、運転手に聞こえないように、
「モ、、モトラドとは違うはやさ、、、」
と、言った。
風と蹄の音でその声は掻き消されたはずだったが、エルメスには聞こえていたようで、
「怖いの?」
と、聞いてきたが、
「、、、、」
キノは無視した。


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