コロナウイルスの影響で面会禁止になってからは、私1人が病院に通ってました。
洗濯物をもらって、また病院に洗濯が終わったものを届ける。
もちろん部屋には入れず看護士を通じてです。そこで得た情報を毎日、義父と義妹が待ってますもやもや

面会禁止から4日後。入院から64日目。
看護士が
『お義父さん、毎日来てくれてたのに会えなくてすみませんね。
最近は笑顔が見られますよ。今、シャワーに行かれてます。』
と。

シャワーに行けるようになったのかあニコニコ
てことは順調だということですね。

義父に伝えると
「どうやって?」
というので、浴室までリクライニングで行き、機械浴の椅子に乗りかえ、入浴が終わればリクライニングで部屋に戻りベッドへ……と説明すると
「面倒やん。」
といいましたが⁉️
私も入浴介助の時は数十人そうするよと伝えると、かなり驚いてます。今まで何度も話したよなあ??

その4日後のこと。
仕事中に病院から、オムツが残りすくないと連絡をいただき、仕事の帰りに届けました。

ナースステーションに届けると
「あ、今からちょうど車椅子に乗るんですよ。良かったら会いますか?」
と看護士がおっしゃいました。

「え!いいんですか?」
とたずねると、たまたま散歩するのでいいですよとのこと。

思わず
「私より義父や義妹が会いたいやろうなあ。」
と言ってしまいました。看護士は
「たまたまフロアにお散歩の時間だったので。本当はダメなんで、お義父さん達にはまた話しておいてください。
お熱だけ測っておいてください。」
とおっしゃり、義母の部屋に行かれました。
「いやぁ笑ってる⁉️かわいい。」
と担当の看護士の声がしました。

お義母さん大事にされてるみたいで良かった❗と思い待ってました。

リクライニングの車椅子の義母は少し表情が固い感じでした。
看護士によると、車椅子が嫌いで乗ると機嫌が悪いとのことでした。

色々とよく分かってますよとおっしゃってましたが、万が一、私がコロナウイルスの無症状患者ならば?と思い、少し遠目に義母の顔を見てましたが、やはり車椅子はこわいみたいでした。

義母は電車でもエレベーターでも気分が悪くなるし心配症だし。

義父や義妹が、車椅子に乗れるくらいには回復するようリハビリしてほしいとは言ってたけど、本人は怖そうですね。

認知症になると、例えば車に乗ろうとするとき、その足下を見たら、ビルの屋上に自分がいるように見えたりする事もあるとか……。
私たちが思う以上に怖いのかもしれません。

看護士が、お義父さんによろしくとおっしゃいましたが、私が義母に会ったと言えば、また義父や義妹がヤキモチをやくので口がさけても言えませんキョロキョロ