現在、働き方や個人の能力によって収入の差が大きくなってきています。
銀行の金利は低いままですし、将来における老後の年金給付水準の低下も免れません。
プリペイドカード、電子マネーや仮想通貨など、お金の形も従来の硬貨や紙幣から形も変わってきています。
そうした時代の変化に柔軟に対応して生きていくには、高い金融リテラシーが今まで以上に必要になります。
具体的にお金との付き合い方を知ることで、お金の知識を得るだけでなく、適切に判断し行動する力も高まります。
お金の機能と使い方をしっかり身につけましょう。
◉お金の6つの使い方◉
お金の役割は、稼いで使うだけではありません。社会の中で果たしている役割、影響力などについつ考えてみましょう。
お金の使い方を分けると6つにわけることができます。
稼ぐ
納める
貯める
使う
備える
増やす
の6種類です。
①稼ぐ
社会で生活していくにはお金が必要になります。お金を稼ぐには自分の能力を生かした仕事をして、給料をもらうことになります。
自分が社会に対して提供した価値が、お金という形になって戻ってくるのです。
②納める
稼いだお金の中から、社会を維持するために必要な費用を納めます。このお金を税金と言います。
自分が生きる社会をより良いものにするために必要な税金です。まずは税金に興味を持つことから始めましょう。
③貯める
稼いだお金はすべて使い切るのではなく、銀行口座などに預けておくことで、貯金しておくことができます。
必要な時にお金が使えるように、将来を見据えて計画的に貯めてくことが必要です。
④使う
生活必需品の確保のためだけでなく、趣味や楽しみのためにも使うお金が必要。子供の教育や住宅費など、将来に使う金額も把握しなければいけません。
⑤備える
税金や保険料を使って老後や病気、収入減などに社会全体で備えるのが社会保障です。
社会保障の仕組みを理解して、備える方法を知ることが優先です。
⑥増やす
お金は運用することで増やすことができます。代表的な方法として株式投資などがあげられます。
投資にはメリット、デメリットがありますがうまく運用することであなたの生活を豊かにすることができます。