今でも信じられないくらい今回の地震は人生で一番の恐怖体験でした…

本当に自然って怖いと改めて思いました。

そして約24時間の停電を経験して、電気から作られる明かりやぬくもりの大切さ、しみじみと感じました。


地震当日はダルマストーブで暖をとったり、お湯を沸かしたりしました。
発電機でお風呂を沸かして懐中電灯の光でお風呂に入ったり、使わなくなった車のバッテリーから電源を確保して携帯を充電したり…
旦那さんの豊富な知恵と道具のおかげでわりといつもと変わらない夜でした。
でもいざ眠りにつくと、続く余震の怖さからなかなか深い眠りにはつけず、朝起きるとぐったり疲れていました。

次の日(昨日)は朝からドラッグストアに並んで必要な食料や生活用品を買いだめして、顔馴染みのガソスタで給油させてもらいました。
昼ご飯はカセットコンロと土鍋で白飯を炊いて、使えなくなった冷蔵庫から危険な肉や野菜を選んで炒めて
、それをおかずにご飯を食べました。
夕方までラジオで情報収集したり、昼寝したりして時間を潰しました。
そろそろダルマストーブをつけようかなと思ったころ、電気が復旧して部屋が明るく灯されました。
節電を頭に入れながら、とりあえずお風呂を沸かしてご飯を炊きました。
部屋の電気とストーブをつけてひかりとぬくもりのなかで夜ご飯を食べました。

1日ぶりに体重計にのったら体重も減っていました。


それからテレビで映像のある情報収集をして早めに消灯、就寝。

夜はまた余震の怖さからほとんど眠れず、やっと寝たと思えば怖い夢を見てすぐ目を覚ます始末…

精神的にやられました。

今日は朝ご飯を食べて買い出しに出かけたり、実家に行ったりしました。
外へ出るとわりと日常に戻っているように感じましたが、ガソスタにできる車の行列と、それに伴って閉店していくガソスタ、そしてスーパーに入ればガラガラの商品棚…
ガソリンも食料も生活用品も尽きてしまうのは時間の問題だと感じました。
物流の復旧もいつになるのか…不安です。

放射線も怖いです。
弱く、人体に影響の少ない量と言われても、微量になりながらでも秋田に到達する可能性はあるわけで、
今このお腹にいる赤ちゃんの遺伝子や細胞をおびやかす結果になったら…そう考えるだけで恐ろしいです。
赤ちゃんだけじゃなく私たちが浴びることで細胞がやられて生殖器に異常が出てきたり、DNAがやられてその後できた赤ちゃんが奇形児になったり…
とても怖い。

あまり知識もないから一概にこうだとは言い切れないけど、そういう可能性があると聞いてびびってます。

まだ微妙に続く余震も油断できないし…


いつになれば本当の日常がやってくるのか、不安です。


今はただ、元気にお腹で動きまわる赤ちゃんの胎動と、夜寝るときに隣から伝わる旦那さんのぬくもりが私の心の支えです。

被災地、被爆者被災者の方々はもちろんのこと、私たちのように被害を受けながらも回復しつつある地域の方々も含め、一刻も早い[日常]への復旧を願っています。



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