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「物事の良い面を見よう」
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人はネガティブな気分の時
悪いことばかりが
つい目につくようになります。
すると、さらにネガティブになり
悪循環になってしまいます。
アメリカのある心理学者が
このような実験を行っています。
被験者を楽観的な人と
悲観的な人にグループ分けをして
多数のスライド写真を見せました。
その結果、悲観的な人は
不快な写真を長く見つめる
傾向があったのに対して
楽観的な人は、不快な写真を
あまり見ない、ということが
わかりました。
人は、自分の気分や感情によって
認知が影響されるところがあります。
これを心理学では
「気分一致効果」といいます。
同じ光景を見ても
注目している部分が人によって
異なることはよくあります。
ネガティブな情報ばかりが
目につくときは
気持ちがマイナスに
傾いていると考えられます。
そんなときは
別のことに集中して
気を紛らわすようにしましょう。
ある大学の研究などでは
ポジティブなものを
見るようにしていると
楽観的思考に変わっていく
ということも示されています。
見るもの次第で
気持ちは大きく変わります。
物事の明るい面に
目を向けるようにして
気持ちも明るく上向きに
していきましょう。
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