今日も暑いですね。風が強くて湿度は低目だからか今のところ冷房なしでなんとか大丈夫だけれどちょっと動くと汗だくです


それでは手術当日からの事・・当日は朝一番の手術という事で8時過ぎには血栓防止用のストッキングを履いて廊下に用意されていたストレッチャーに乗ってその時を待っていました。

家族が見送りに来てくれたんだけど顔を見ただけでまたもや大泣きしちゃいました。

でも泣いてる時間もわずかですぐに手術室へと連れていかれました。


初めて見る手術室、だけどテレビなどでよく見ている風景「あ~やっぱり同じなんだな」っと思っていると

昨日麻酔の説明に来てくれた麻酔医さんが来て「昨日練習した態勢になってください」

と言われあっという間に腰椎麻酔がかけられ・・これは全く痛みを感じませんでした。

その後はいつの間に全身麻酔かけられたのか記憶なくあせる気が付いたら手術が終わっていて呼びかけられていました。

麻酔から覚めるのが早かったみたいで気管内挿管の管を抜くときに「うげっ」となったのを覚えています。


その時の私はお腹から2本のドレーンチューブ、点滴の管、尿管バルーンと管だらけでした。

まだ痛みが、というより背中かた腰にかけて重くてつらかったです。


手術自体は3時間くらいでほぼ予定通りで家族は私が麻酔から覚める間に摘出した子宮、卵巣を見せられて肉眼では転移はなかったと言われ手術の説明を受けたそうです。


この後は集中管理の病室に移されましたが痛みは麻酔が効いていてあまりまだ感じていませんでしたが血栓防止の機械がずっと足をマッサージしているしベットが硬くてとにかく傷の痛みではなく体の痛みで全く眠ることもできず朝までの時間すごくすご~く長く感じました。


時々看護婦さんがうがいをさせてくれたり体の位置を変えてくれたり本当に感謝でした。


翌日の朝には全身を拭いてくれて着替えさせてくれてから病室に戻りました。


ここからが痛みとの戦いでした。

硬膜外麻酔は入っていましたが間隔をあけなければならなかったみたいでその間は本当は座薬などの対処もあったみたいですが私は血圧が90あるかないかなので使えないと言われ家族にさすってもらったり冷や汗を出して耐えていたのであおいでもらったりして痛みが過ぎるのを待っていました。


こんな痛みの状況でしたが早速、歩くように言われておっかなびっくりベッドから下りると前かがみではあるけれどちゃんとした足取りで歩けて、「こんな大手術した翌日なのにもう歩けるなんて人間の回復力ってすごいな~!!」と思いました。


術後3日目には早くもドレーンチューブが一本外れ(スルッと痛みもなく抜けてこれもビックリでした)、尿管も外れ痛みもだいぶひいてきたので楽になりました。


そういえば私の病院では開腹手術であってもホチキス止めや縫うタイプではなく透明のテープだけで手術跡を処理していたので抜糸や抜鉤といった処置はなくはがすだけでしたのでこれも痛くありませんでした。


尿管が外れた後の排尿訓練ですが術前に言われていた通りやはり上手くいかず1日6回ナースに導尿してもらってその都度、自己尿量より多くこのままだと自己導尿になるかも・・と真剣に悩んでしましたが翌日には3回の導尿になり、あっという間に術後4日目でなんと退院の運びになりました。


私の病院は術後問題ない場合は4.5日での退院が多いようですが家族や友人も「大手術をして5日で退院なんてお産並の入院期間だね」

とびっくりしていました。


さすがに帰る車中もリクライニングを思いっきり倒してもらって寝た状態で帰りましたが振動がお腹に響いて痛かったです。

それに腹筋に全く力が入らないので体に位置を動かすことも出来ないので全て人の手を借りないとダメでした。


家に帰り恐る恐るシャワーを浴びて痛々しい傷を目の当たりにしましたがスッキリして気持ちよかったです。

食事はあまりまだ食べられなかったけれどフルーツや口当たりの良いものをたくさん用意してくれたので

少しずつ食べて後はゆっくりベッドで休んでいました。

やっぱり家は落ち着きます。


では長くなったので次回外来から再入院までの経過はまた後日書きますね。