シェーンブルン宮殿の日本庭園 | のんびり田舎生活

シェーンブルン宮殿の日本庭園

音楽や星の事に詳しい竜星さん のウィーンフィルのニューイヤーコンサートの記事を拝見していて、思い出しました。


今から8位年前に新聞で「ウィーンのシェーンブルン宮殿の庭園の中に実は日本庭園があった。蔦に覆われてすっかりわからなくなっていたけれど、訪れた女性が日本庭園に違いないと思った事がきっかけで、調査され日本庭園が復元された」というコラムを読んだ事があります。随分前の事なので詳しい記事内容は覚えていません。どうやらNHKの「地球に乾杯」という番組でこの庭園の事が取り上げられた事があるそうですが、こちらは見逃してしまいました。


シェーンブルン宮殿といえばハプスブルグ家の夏の離宮で、ベルサイユ宮殿を模してマリアテレジアの頃に完成したお城で、マリーアントワネットの実家です。そしてモーツアルトが御前演奏をした事のある場所です。皇女エリザベートの暮らした宮殿でもあります。広大で壮麗な宮殿は何かと興味が尽きません。


そのシェーンブルン宮殿に「日本庭園があった」という記事は私の心を捉えその記事を読んでから数年後、新婚旅行でシェーンブルン宮殿を訪れた時に、日本庭園も見てきました。「想像していたより小さい」というのが印象でしたが、枯山水風の庭園でした。(確か枯山水と紹介されていましたが、写真を見ると水が使われています。)
日本庭園



庭園

こういう色とりどりのいかにもヨーロッパの庭園の一角にあった日本庭園の存在はうれしいような、何かちょっと違うような不思議な印象でした。


色々と調べていて、私達が旅行へ行ったちょうど1ヶ月ほど前に裏千家の大宗匠がシェーンブルン宮殿でお茶会をされたという記事 を裏千家のホームページで見つけました。その時にこの日本庭園が使われたようです。その頃は茶道の事は全く知りませんでしたが、見てみたかったです。


話を戻して、竜星さんが書いておられたウィーンフィルのニューイヤーコンサートですが、テレビで生中継されるので毎年楽しみです。でも、願わくば一度ウィーンで生で聞いていみたいものです。でも学友協会の会員じゃないと聞けないのかしら?