こんにちは。
今日も
ドクターニールバーナードの
「ボディアンドバランス」から
食べ物と生理痛、PMSの関係です。
ある日
ロビンと言う女性がオフィスに
助けを求めて電話をかけてきました。
彼女はとてもひどい生理痛に
長年悩まされていて
それは
彼女に生理が始まって以来
ずっとで
毎月1、2日は
動けなくなるほどの痛みで
何もできなくなります。
ある出張を次の日に控えた日
生理痛がひどくて椅子に座れず
床にうずくまっていたところ
仕事の上司が通りがかり
尋常じゃないので家族の助けを
呼ぶように言われ
彼女は母に電話をかけました。
ロビンの母親も若い時に
全く同じような症状で
苦しみ、症状がひどすぎて
35才の時に子宮摘出手術を
受けていました。
母親が言うには
唯一痛みがやわらぐ薬は
手術後に使われる痛み止めの
「デメロール」でした。。。
(注: デメロールはマイケルジャクソンが
亡くなる要因になった
とても強い鎮痛剤です。）
リサーチグループによって
乳がんになるリスクと
食べ物とホルモンの関係が
長年研究されていて
私達研究グループは
食べ物がエストロゲンホルモンを
増やしたり、減らしたりする事や
子宮に与える影響を
突き止めていたので
ダイエットでホルモンを
落ち着かせる事ができるなら
同じように生理痛にも有効
ではないかと考えました。
そこで
彼女に痛み止めをだせるけれども
それよりも
『ダイエットを変えることで
来月の生理痛の痛みを
予防できるか試さないですか？』
と提案し
彼女も同意しました。
食事のアドバイスは
「動物性のものはとらず
オイルも最小限にする』
４週間後、彼女からの電話で
『先生信じられない！！！
生理痛が全くない！』
と。
その後
彼女はしばらく
ヴィーガンダイエットを
続けていたのですが
ホリデーシーズンで実家に戻った時
そこに用意された物を食べてしまい
その月に生理が来たときは
ひどい痛みでまた起きれなく
なり
明らかに食べ物と生理痛が関係
していると確信を持ちました。
その後、しばらく
ヘルシーダイエットを
続けていたのですが
彼女は食べ物を気にするとこに
少し疲れ、婦人科の勧めもあり
子宮内膜症の手術を受けました。
しかし、症状は改善せず
生理のたびに毎回激痛が
やってきました。
唯一彼女が
生理痛から開放されるのは
食事療法だけでした。
食べ物と生理痛
毎月のサイクルで
生理が起こるはじめの頃
ほんの少量の『エストロゲン』が
血液の中に含まれます。
その２週間経った頃
エストロゲンレベルが
（その中でもエストラジオール）
最高に高くなり
その後急激に減ります。これが
排卵です。
その２、３日後に
再びエストロゲンレベルが
高くなり
体が妊娠することにに備えて
子宮内膜に定着します。
その１週間後に妊娠できなかった
体はエストロゲンレベルが
急激にさがり
卵子やいらなくなったホルモンを
血液が洗い流すのですが
この時に
プロスタグランジンという
ケミカル物質を放出するのですが
それが痛みの原因だとされます。
ここで食べ物と生理痛の
関係を説明します。
食べ物はエストロゲンレベルに関係
します。
動物性食品や
脂っこい食べ物など
植物繊維が
少ないものは
エストロゲンレベルを
上昇させます。
エストロゲンが血液中に
たくさんありすぎると
子宮の内側は
必要以上に分厚くなり
よりプロスダグラジンを
作り出すことで痛みが増します。
このエストロゲンレベルを
下げるのがダイエット方です。
一般のドクターは
このことについて知らないので
ほとんどの女性はこういった問題は
薬と手術しかないと思っています。
しかし、それらは
リスクをともないます。
と、今日はここまで。
私はこの本と出会ってから
完全ではないですが
かなりヴィーガンな食事に変えました。
いまで約３週間ですが
最初にいつも涙目だったのが
今ではスッキリ良くなり
体型もいい感じでお腹が
へこんできました。
また、なにより
あれだけいつも眠かったのが
スッキリして感情の起伏が
穏やかになり
本当にびっくりです！
あ、ちなみに今は
無料アプリで（英語ですが）
ヴィーガンメニューを
１週間分作ってくれるのもあり
ストレス感じず
お料理できます。
では、また次回に。
髪と地肌でお悩みの時は
