息子が小学校に入学して3日の出来事。
残念な出来事があった。

息子がこんなことを言ってきた。

「これから体育館へ行きます」
という先生の話が聴き取れず、みんなが立ち上がって何をするのかわからなかったそう。

友達に聞いても椅子をしまう音や話し声で何を言っているか分からず、困った息子は、
「先生の話が聴こえなかったので、もう一回教えてください」

と話すと、

「ちゃんと聞いていてください」

と言われ、教えてもらえなかったそう。

それってどうなんでしょうか。

息子だって健聴であれば聞こえたでしょう。

友達と話ていて聞いていなかったとか、ぼんやりしていたなど、他の子の聞こえない理由は色々あるにしても、息子は難聴ですよ?


事前に校長先生とも面談してもらったのに伝わっていないのか?

もともと早い段階で担任の先生と話す時間を作ってもらうことにして、それが入学から1週間後の約束だった。

でも、その前にもうそんな悲しいことがあった。

難聴って、本当に理解されていないんだな。

私も子どもが難聴と知る前は同じだったけど、補聴器をつけていたら困らないと思われている。

視力が悪い人にとってのメガネとは違う。
(視力によってはメガネで全て解決する訳ではないことも知っているけど、だいたいは見えるようになるものと認識される)

やはり、丁寧に伝えてなるべく難聴の大変さを理解してもらいたい。

全て困らないような配慮はできないにしても、少し寄り添ってもらえたら。

そんな風に感じた出来事だった。