2017年11月
就学前検診に行ってきた。

同じ保育園から息子を含めて10人も行く学校なので心強かった。

そのうち近所の3組で登校ルートなど知らせながら一緒に行った。

子どもたちも仲がよく、緊張もほぐれた様子。

学校の体育館には60人ほどの子どもたちと保護者。

列に並び、10人ずつグループに分かれて出発した。

保護者は書類などに目を通して体育館で待機。


身長、体重、内科、歯科、視力、聴力、だったと思う。

最後にはグループの担当の先生とじゃんけん。
先生に負けてねと言われてやったそう。

息子のグループは帰ってくるなり、先生に 
「息子さん、じゃんけんわかりますか?できなかったんですよね」

と、言われた。


「じゃんけんは分かりますが、難聴なので指示が聴こえなかったのだと思います。」

と伝えると、私もいるその場でもう一度。

難聴なのでと伝えたけど、やはり小さな声で「先生に勝ってね」と言われていて伝わらず。

息子もはじめましての人には聞き返せない。

私が「先生に勝って」と、はっきり伝えるとすぐにできた。


事前に校長先生と面談して難聴の大変さも語ったのに、そのグループの先生には伝わっていなかった。

それは残念な出来事だった。

でも、とても嬉しい出来事もあった。

面談の時にお願いした机と椅子の脚のこと。

テニスボールは無理とのこと。

でも、シールタイプのフェルトを全校のクラスに貼ってくださることに!


涙が出そうになった。

全校!?

一体何枚必要なんだろう。

税金の心配をしてしまった。

消耗品だろうから張り替えもあるのに。

先生は、息子にはもちろん他の子にも騒音が少ないのは良いことなのでやらせていただきますと言ってくれた。

そのシールを貼るときには手伝いに来ますと言ったが、子どもたちが自分でできるので大丈夫ですと。

本当に嬉しかった。

先生方に感謝の思いしかない。

どうか息子が楽しく安心して通えますように。