入院する病室は差額ベッド代がかからない個室が空いていたので、個室に。

ナースセンターから少し距離があるので、24時間付き添いが必要だそう。

本当なら仕事も何も投げ出し、私がずっとそばにいたい。
しかし、産まれたばかりの娘がいる。

それも病室には感染症予防のため娘は入れない。

厳重なドアの外の控え室までしか娘は連れていけない。

娘を連れて行く時には娘に付く大人と息子に付く大人と2人必要だった。

でも幸運なことに私の実家は病院から歩いて10分。
父や母も協力してくれる。

そして主人のご両親も同じ区内に住んでいて車で15分ほど。
協力してくれる。
みんなで時間を決めて息子と娘に付き添い、7日間を過ごすことに。

主人は平日の日中が仕事なので、夜から朝まで一緒に泊まり込んでくれて、息子も嬉しいそうだった。

点滴は手の甲から。
とても痛そうだったけど、歯を食いしばって無理して笑い、泣かずにがんばってくれた。
えらいよ!

ご褒美にジブリやドラえもん、トムとジェリーなどいろいろなDVDを借りたり買い、毎日一緒に見たね。

聴力が悪いので大声でだけど、たくさん話した。

補聴器は電池がない(聴力が落ちて補聴器をしていても聴こえなかった)と言ってつけていなかったが、入院3日目に少し回復してきて補聴器をつけて普通の声でも会話ができるようになった。

それがどんなにありがたいことか。

耳が聴こえる、それってどんなに幸せか。

当たり前と思ってはいけない。