2016年5月
待望の二人目を妊娠していることがわかった。
息子の難聴がはっきりしたのは6月。
この頃はまさかお腹の中にいる赤ちゃんも難聴の可能性があることなんてちっとも考えなかった。
さて、息子の難聴の原因。
1つ目の病院では詳しい検査をしてくれなかった。
5歳なので、CTが撮れないかなと。
そこで県立こども医療センターを紹介してもらう。
県立ということもあり、耳鼻科だけでも30人待ち。
聴力検査も15人待ち…とても混んでいた。
それでもCTを撮ってもらい、次回結果を聞くことに。
2015年12月
CT画像を見た先生は難しい病名を言う。
前庭水管拡大症。
それはなんだろう。
先天性難聴であり、聴力の変動やめまいも起こす可能性があり、進行していくことが多い。
頭をぶつけると聴力が落ちる。めまいが起こる。
サッカーのヘディングはしない方がいい。
鉄棒でグルングルン回ったり、ジェットコースターもめまいが起こるかも。
風邪をひいても落ちるかも。
進行しても人工内耳があるから全く聴こえない生活にはならない。
え?
手術して治したいと思っていたのに、維持できたらラッキー的な?
そう、その病気の治療方はない。
ある日突然聴こえなくなったら受診してステロイドでの治療をしますって、それっていつのこと?と
全てが理解できずに帰ってきた。
家に帰ってからググって調べようと思ったけど、気が動転していたのか病名を忘れてしまった。