子供を育てる | 闘いの妊娠出産育児

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ワーママの妊娠中から子育てのあれこれを書いております。

子育も妊娠生活もそれぞれでいい!
ADHD当事者の子育て録

子供を産んで育てるまで分からなかった価値観がある。




外で怒鳴る親に対して嫌な顔をしたことがあった。

私も怒鳴られて嫌な思いをしたから。

でも怒鳴らないといられない時があった。


外とか関係ない。


車や猛スピードの来るのに手を離して走り出そうとしたり、

仕事でクタクタでおまけに時間も余裕がないのに急に駄々を捏ねたり、

走るベビーカーやショッピングカートから降りようと乗り出したり、

それら全部が1時間くらいの間に全部起こっていたりする。



こうしたら危ない、大変、という分別は、歩けると同時に、、なんならズリバイと同時に取得して欲しいものです。






スーパーや電車で泣き叫ぶ子をぼーっとみて、なんならスマホいじってる時があった。


でもそれは仕方なかった。


癇癪起こしてる時は何を言っても、誰がどうしても叫ぶ。

ごく稀に全く知らない人が話しかけるとびっくりして止まることもあるけれど、それは話しかけてくれた人のスキルや人柄のおかげというより(それの時もあるかもしれないが)、ただ知らない人から声かけられた不安が癇癪に勝ったというだけ。

癇癪がひどくなる確率の方が高い。


スマホは子が少し落ち着いた頃に聴かせる音楽やYoutube動画を探してたり、パートナーにヘルプを出していたりする。

意識は常に子にある。



信じられないような行動をとる人も、何かしら理由があると思える世の中だと嬉しいです。





エスカレーター、ベビーカーや子連れは危ないから乗らない方がいい。

分かっているけど使ってしまうこともある。


なぜならエレベーターになかなか乗れないから。

ベビーカーは場所をとるから詰めてもらって無理やり乗り込むことができないし、

何台も時間をかけて見送ってるうちに子どもが飽きて泣き叫ぶと大変なのだ。





どうか、エスカレーターが使える方はベビーカーや車椅子の方、足が悪い人や事情のある方にエレベーターを譲ってください。

それしか手段がない人がいるのです。




寒空の下、上着を着せずに歩かせてる時もある。

子どもも寒いと言ってるかもしれない。

でもそれで外を歩いている時は、ほとんどの親や保護者は何度も何度も上着を着るよう促した後だったりする。


寒いというくせに着ないのが子ども。

暑いのにもこもこを着たがるのが子ども。




でも服を選べるようになった時、成長を感じて嬉しくなったのも本当だよ。




マクドナルドを食べさせたり、夜間に出歩いてたりするかもしれない。

健康に良くないなんてよく分かってるし、罪悪感はあるけれど、

妊婦だった頃から毎日毎日何年も、子の健康のためだけに生きるには無理がある世の中というのが本音。


仕事終わりに買い物したら遅くなる。

(しかも子連れの買い物は3倍遅くなる)

週末寝ていたい気持ちを堪えて散歩に行かせたらはしゃぎまくって相手するのに疲れて昼くらいサボりたくなる。

(子供と遊ぶのはかなりの運動負荷)


子供を授かったのだから全部我慢しろ、は親も親である前にロボットでもなくスーパーマンでもない人間なので無理だった。


でも体力気力と時間に余裕があれば全部完璧にこなしたい。後悔なく子育てしたい本音は常にある。




食べたくない日は食べなくてよかった。

適当でいい日はコンビニにしてた。

でも子供がいるからレトルトでも冷凍でもメニューを考えて用意しなければならない。

パートナーは食べたいかもしれないから、作るなり買うなり依頼するなり、何かしらのアクションをしなければならない。

そして外食を選択すると子がおとなしく食べてくれるか気を使うし周りの目が気になる上に消費税10%。


子連れ宅はデリバリーフード格安にしてくれませんか・・。

未来の良き納税者を育ててるんです・・。



昼まで寝てられた。

夜遅くまで趣味ができた。

今は朝は起こされるか子供が起きる前に朝の家事や支度を終わらせるために何時間も早起きしたり、

髪も半乾きで子どもと寝落ちする毎日。


でも子どもの小さい寝息を聞くのが、

あったかーいぬくもりが、

全部が愛おしくなる。





泣いてる子を抱っこしてあげればいいのに、と思っていたこともあった。

けど抱っこしないのにも理由があった。


生後半年を超えた子どもは重い。

腰痛持ちなら尚更きつい。

おんぶもすぐにできるわけじゃない。

(何歳からおんぶ紐なしでおんぶできるのか・・)

散々抱っこしてきて、やっと一息つけたらまた抱っこ。


親の体力は無尽蔵ではない。



でもあったかくてフニフニでかわいくて抱っこは大好きだよ。








親になって、たくさんの常識が変わった。

子どものために多少図々しくならないといけないと学んだ。

図太くないとやってられないと思った。

理想の育児なんて本当にうまくいった奇跡的な一日でしか成り立たないと知った。

失敗と後悔ばかりの毎日だった。

けど。毎日が特別で素敵な日だった。





春になって色んな人に出会うかもしれない。

何も変わらず焦る人もいるかもしれない。

変化に戸惑い感情がジェットコースターになるかもしれない。


そんな時は、、

いろんな方面から多角的に水平思考で見てみるとストレスが減るかもしれない。


知識と受容はストレスを減らす大きな要素。





私も、ついつい旦那やわがままムスメチャンにイラッとしてしまうけど、

冷静に一歩下がってみられるように頑張ります。


そしてこれからも

ムスメチャンとの斜め上をいく育児ライフを楽しみたいと思います。