こんにちは。

本日のテーマは

「伝統的な精神分析的カウンセリング VS 解決志向型ブリーフセラピー」

です。

最近は自分軸で生きられる方が増え

何か起きた時に、ちゃんと自己分析を

している方が多くなったな～と感じます。

私が20代の頃にそれが出来ていたか？

と思い返すと答えはNOです。

でも、私が出会う20代の方々は

すでに自己分析が習慣づいていたり

他責ではなく自責で考えられていたり

素晴らしいな、と思います。

勿論、そうではない方も多いですし

そうでなければダメだ！という

事でもありません。

他責や他人軸で生きることをすることで

自責・自分軸で生きたときの違いが

分かりますからね。

違いが理解できるとブレない自分軸が

出来上がります。

ただ、自己分析というのは

自分の調子がある程度上がっている

ニュートラルな状態で出来るもので

下がっている状態ではお薦めしません。

無理やり埋め込んだ感情と向き合い

思い出したくない過去を掘り返す必要は

ないんですね。

自己分析はある程度元気な時に

やるものだと理解していいと思いますし

自己分析が全てではありません。

では、分析したくないときはどうするか？

というと・・

解決志向型といわれる

ブリーフセラピーというものがあります。

過去へ焦点を当てる

精神分析的カウンセリングに対し

現在と未来を重要視するのが

ブリーフセラピーの特徴です。

たとえどんなに悲観的に絶望していても

心の奥底には必ず

ポジティブな意思や意図があり

本当の心は

自分が何を達成したいのか知っている。

と考え

原因が何か？を探さず

今、ここで何が起きているのか？

どうすれば今の問題が解決するのか？

を重要視します。

問題を解決する作戦をどんどん

たてていくイメージでしょうか。

一つの作戦でうまくいかなければ

同じことはせず違う方法を試します。

例えば・・

兄弟喧嘩がひどくてやめさせる為に

思いつく限りの工夫をしてきた。

・とことん話し合う

・2人で協力させる機会を作る

・強制的にやめさせる

でも、兄弟喧嘩が減ることなく

疲弊し仲良くさせる努力を放棄した。

（問題の本質的な原因・意味を探しません。）

そこで新しい作戦を試してみる。

一日一回「喧嘩の時間」を設け

一定のルールの中で必ず喧嘩を

してもらうようにした。

喧嘩をしないことをルール違反として

ペナルティを与えた。

その結果、二人は喧嘩をしなくなった。

という事例があります。

引き算ではなく足し算で解決！

という面白い方法ですね。

（ちょっと勇気も要りますが）

なぜ、問題の本質的な原因や意味を

考えないの？と思うかもしれません。

それは原因や意味はいくらでも

都合よく作りだせるからですね。

解決に結びつく可能性のある

扱いやすい意味であれば

何でもいいのです。

さて、あなたは精神分析的カウンセリングと

解決志向型ブリーフセラピーと

どちらがお好みでしょうか？

あなたにあった方法がみつかるといいですね！

ブリーフセラピーも奥が深いですから

ちょこっと紹介させて頂きましたが、

気になった方は是非勉強してみてください。

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伝統的な分析的カウンセリング VS 解決志向型ブリーフセラピー