師走に入り、大病院の中にも

クリスマスツリー🎄✨ 

この日、ドクターに呼ばれて

金曜日に行われるオペ説明を聞く

肺が悪すぎて、当初の入院目的だった

肺の生検も出来ないまま、

ガンと分かっているのに

病名は特定できず、、

悪すぎる肺の為、全身麻酔は

出来ないと判断され

転移した小脳内、6センチ程度に膨らん

だ、ガン組織に溜まった水(膿)のみを

局所麻酔で抜き取るオペの説明を受ける

が、あまりにも厳しい内容に愕然とする

結局、全身麻酔をかけられない以上、

どこのガンも既に取れないのだ

小脳内で成長したガンは、大きな血管に

絡んでいるし、延髄や生命の根幹を担う

場所にある為、腫瘍とチューブを繋げ、

チューブの先の丸いシリコンを

外の頭皮に埋め込み、溜まれば抜く

を繰り返すだけの応急措置のみ。

肺と小脳という、生きる上で決定的な

生命維持の場所で増殖を続けるガン組織

夫は今、全てのベッドに

カーテンが張られた中、

たった独りで

何を考えているのだろう、、

私は、すぐに受け止める事も出来ず

ただただ、大病院に 唯一設置された

休憩フロアのソファに座り

華やかな年末に向けて、煌めいている

クリスマスツリーを眺めていた✨🎄✨

涙が勝手に頬をつたって落ちていく、、

たった数日間で


あっという間に変化した私達の日常


歳が明け、1月7日になれば

主人は年男で還暦を迎えるのを楽しみにしていた

そんな、特別な 年末年始と、

共に生きてきた歳月の場面、場面を

想い出しながら

その時、夫はこの世に居るのかを

漠然と考えていた



皆様に言いたい事があります

主人はヘヴィスモーカーではなかった

けれども、煙草は若い頃から吸っていま

した。

今、ドクターに言われ続けていること

こんな肺になったのは煙草が原因


本人も分かっているのですが、

止められず、禁煙外来に行こうと

していた矢先でした。

もし、止めようか、迷われている方が

この記事を目にされたのでしたら

どうか、今一度、考えてみてください

私の主人は、この世に未練を残しています

何度となく思ったあの時!


止めていれば、今、命の崖っぷちに


立つことはなかったかも、、


或いは、今は元気で普通に暮らしていた


かもしれないと思うからです


自力で止めることを諦め、


早くに禁煙外来の扉を開いていれば、、




私も含め、自分の人生を1日、1日

丁寧に大切に生きること

煙草やお酒(主人は飲みませんが)など、

是非、程々になさってくださいますように、、

何故、健康を害すると謳いながら

吸う場所も奪われながら

高額で売られ続けているのか

私は、不思議な違和感を持ちました

実際、煙草で主人の命の炎は

あっという間に

小さくなってしまいました

他にも沢山、害のあるものは、きっと

スーパーで当たり前に売っている商品の

中にも数えきれないくらいあるでしょう、、

皆様にも、考えていたたきたいと

思います