遅ればせながら、あけましておめでとうございます。

今年も、ゆっくりですが更新していきたいと思いますので

よろしくお願い致しますm(__)m ペコリ

 

さて、今日は趣味のアマチュア無線のお話しです。

 

無線機器の製造から撤退してます

『STANDARD(日本マランツ)』と言う

メーカーがありました。

(現在は八重洲無線さんのHPで取説など見ることが出来ます。)

オーディオ機器も扱っているメーカーさんで

オーディオ機器のブランド名は『marantz』です。

で、STANDARD製の C50 と言うトリプルバンド固定の無線機を

持っているのですが

 

 

144Mhz帯以外の音量がボリュームを動かしても最小のまま

全く調整が出来なくなりました。

色々調べていましたら、どうやらボリューム内部の接点が外る等で

調整が出来なくなるようでした。

この無線のボリュームは1つのユニットに2つ回路を

持っていて、もう一つの方を生かせば直る可能性があるようです。

 

と言う事で、修理してみました。

 

 

上のカバーとフロントパネルを外し操作・表示パネルを出します。

 

 

ここから、各ボリュームのナットを外すとボリューム基板が外れます。

 

 

リモコンで音量調整が出来る仕様になっていますので

音量用ボリュームにモーターが付いています。

 

 

基板からボリュームとモーターのユニットを外して

各ボリュームの抵抗を確認して見ました。

(外したボリュームの写真を撮影し忘れました・・・m(__)m ペコリ)

結果、先に書いたとおり回路の1つがダメになっていまして

もう一回路は生きていましたので、基板のパターンカット等で

回路の変更をします。

 

 

赤丸矢印の部分が単独になるようにパターンカットしてます。

基板のパターン部分に信号名が記載されていますね。

ちなみに144Mhz帯と、28/1200Mhz帯は

写真の向きでボリュームのピン番号を

一番左を1番ピンで一番右を6番ピンとした場合

基板の1番ピンのパターンカットも必要です。

(430Mhz帯のボリュームの1番ピンには

半田が出来るようになっているだけで

どこにも繋がっていませんでした。)

 

 

パターンカットした部分と基板信号名のCENTを繋げるのと
基板信号名HITとその左の所、1番ピンをジャンパーするれば

ボリューム内の回路を変更出来ます。

(写真の青い線と赤丸矢印の部分)

 

 

144Mhz帯(写真左側のボリューム)は今の所正常ですので

今回はそのままになっています

ここまで出来たら、全て戻して動作確認して完了です。

 

 

今回の修理で無事、名機が復活しました。

この後、さらに内部のホコリ除去等掃除をしたいと思います。

 

※ 今回のブログ参考の修理は自己責任でお願い致します ※

 

- では、今回の記事はこれにて (^o^)/ -