コネクター変換用のマイクケーブルを自作しました。
撮影依頼があったのですが、その場所でライン(施設の音響設備から
音を送ってもらう)をもらえるようになったのですが
以前同じ会場で撮影した際もラインをもらったのですが
コネクター形状が通常オス口なのですが、メス口だった為
PA(音響)担当の方から変換アダプターを借りた事があった為
今回、同じ会場での撮影の為変換用のケーブルを自作しました。
ポチって、着弾したのがこちら。
ケーブル1mとキャノンプラグのオスが2個です。
こちらを加工していきます。
まず、ケーブルは1mも使いませんので半分程の50cmに切りまして
コネクターの締め付けるネジ部分を通して一番外の被服を剥きます。
シールド(編み目の線)をまとめて中のケーブルを出し
各色でまとめて予備半田をします。
コネクター側のケーブルを接続する部分にも楽に半田が出来るように
予備半田をしておきます。
そして、ケーブルをコネクターのピンに半田付けします。
同一色の線を2本ずつ同じ場所に接続していますが
これは、バランス型と言う種類で、業務用のケーブルでも使われている
ノイズに強い接続方法になります。
片側が出来たらケーブルの反対側も同じように作ります。
そして、両方の加工が終わったらプラグを組み立てます。
完成した物がこちらです
そして、早速この自作変換ケーブルと以前自作した
20mのマイクケーブルを組み合わせて撮影してきました。
(ラインを取らさせて頂いた所と撮影している場所が近かったので
20mも必要ないのですが、このケーブルしか作ってないので・・・)
収録した音声を確認しましたが、問題ありませんでした。
と言いましても、前回同様でケーブルを詳しくテストする為の計測機器が
有りませんので特性不明です・・・
後は、逆相(+局と-局が逆になっている)変換ケーブルを作れば
概ね揃うかなぁ・・・
と、言う事で今回は変換用マイクケーブルの自作でした。
- では、今回の記事はこれにて (^o^)/ -