2023.7/18
タシグナ50mg 48日目



タシグナが中止になって5日。



1年前のちょうどこの頃、東京で治療していく事が決まって、アパートも荷物も車も何もかも置いて東京に戻ってきた。



1年間もの間、先輩が預かってくれてた車を受け取りに今日は和歌山へ🚅




わたしの体調を心配して弟も朝5時起きくらいでわざわざついて来てくれた。






久しぶりに職場の人たちと話すのはなんかめっちゃ緊張して…




あの頃の自分、どうやって話してたっけ…?




最近じゃ家族と主治医の先生としか面と向かってまともに会話してないから、コミュ障がまじで笑えないレベルまでなってた笑驚き





働いてた頃は毎日見慣れてた理学療法室の光景も


優しい上司や先輩方、同期が周りにいる環境も


今じゃただただ懐かしくて…



不思議と時間の流れがゆっくりに感じて、優しい白い光に包まれてるような…



夢を見てるような感覚ってきっとこんな感じなんだろうなって思った。




たくさんの人から温かい言葉をかけてもらって、本当に幸せなひとときだった。




和歌山の母 (職場の友達兼先輩) にも久しぶりに会えたし、相変わらず何から何までお世話になってしまって… 


長い間、車を預かってくれた先輩や上司にも直接お礼を言うことが出来てほんとによかった…。





半年前にアパートを空け渡す際に訪れた時とは少し違って、


『また戻って来る!戻ってこよう!』って心に誓ったあの日とは違って…




戻って来れるのかなぁ…



これが最後かなぁ…



戻って来たいんだけどなんとかならないかなぁ…




独り言みたいにそんな思いが湧き上がってきた。





正直、前ほどもう自信はない…。



『頑張れば絶対なんとかなる!』なんて、確信ももうない。



そんなことを信じて無理に前を向こうとも思わなかった。





ただ…


『頑張るのをやめたら、きっとなんとかなるものもならないんだろうから、やっていくしかない… 』



これだけ。




ほんとにきついなってこの時思った。







職場を後にして、お昼はよく通ったラーメン屋さんに弟を連れて行った。



懐かしい味で本当に最高だった🍜✨



つい、元気だった頃の仕事終わりの自分にタイムスリップしたみたいな気分になった。




美味しかったなぁ



  
本当に何もかも夢みたいだった。






お昼を食べ終えたら、名残惜しいけど早々に和歌山を出発🚗💨



交代で運転して、途中休憩しながら今日の目的地である中間地点の名古屋に着いた頃にはすっかり夜になってて…


ホテルのラウンジで夕食を食べながら久しぶりにお酒も飲んだ。



弟が作ってくれたカクテルと

わたしが注いであげたビールw

(泡が半分なのがポイント)




その後、部屋で飲み直そうってコンビニまで行ったけど、部屋に戻ったら弟はあっという間に爆睡しちゃって…


朝早かったし、仕方ないか😂



今日はほんと疲れたよね。



付き合ってくれてありがとうね。



買ったお酒はまた今度一緒に飲もうね。



見兼ねて足してたw




日付が変わって、寝る直前、


今日職場で帰り際に、先輩を通して受け取った友達からの手紙を読んだ。



なんだろうと思って封筒を開けたら…




だめだ!これは受け取れない!!



どうしよう、どうしよう…!




全く予想外でプチパニックになったけど


手紙を読んで、


思わず泣けてきちゃったよ…。




そこには短くても本当に優しい言葉が並んでて



嬉しかった…。





気を遣わせてしまった申し訳なさと、なにより直接お礼が言いたかった…。




手紙の内容…



こんなの泣けちゃうじゃん…






もうずっと、


『ほんとはもうとっくに心も身体も疲れちゃったよ…』


内心泣きながら訴えかけてくる弱い自分がいた。




毎回どんどん重たくなるその自分を引っ張ってなんとか前に進んできたけど


いつも結果が伴わなくて、その度に大きな反動に押し潰されて前に進む気力さえもうなくなってた。




弱い自分も


頑張って前を向こうとする自分も


これからは何もかも見て見ぬ振りして


誤魔化して


考えないようにしようって、この前の検査結果を聞いた日からずっと思ってた。





けど…



今、すごく気持ちが軽くなった。




穏やかで優しい気持ちでいっぱい…。




また頑張れそう



無理に前を向こうとしなくても、また前に進める気がする




何もかもうまくいかないこんな状況でも、希望を捨てないで頑張ろうって思えた。




何度も何度も読み返しては、その気持ちが揺るぎないものに変わっていって…



ありがたくて、ただただありがたくて、


もうずっと涙が止まらなかった。




ありがとう…




「ありがとう」じゃ伝えきれないほど…





本当に、本当にありがとう。