抗がん剤の副作用をまとめるのも、もう5回目。



ボシュリフも今までの抗がん剤同様、一番少ない量の1錠(100mg)からスタートして、ざっとこんな感じだった下三角下三角下三角



(※わたしの場合)




下痢



ボシュリフを飲み始めた最初の頃は軟便くらいでお腹が痛くなることもなかったけど、2週間経ったころから始まった。




これがまじで壮絶だった…。




3時間の間に7〜8回とか。やばい時は一日通して30回以上お腹壊して、その度に体力を削がれるかんじ。



脱水にならないように水分摂っても、その途端にお腹下すみたいな。




本当にしんどかった…。




しかも、わたし知らなかったんだけど、下痢止め(ロペラミド)飲んでも、一時的に下痢が止まるだけで、今にもお腹壊しそうな痛さとか、不快感までは取れなかった。





腹痛



下痢が始まる以前から腹痛があった。



最初は日中に重たい痛みがある程度だったけど、次第にグーパン喰らったときみたいな痛さになった。



酷い時はお腹抱えて身体丸くするとちょっと気が紛れたかな。




でも、痛い時間がだんだん一日の中で結構占めてくるようになって、そのうち腹痛で夜は眠れなくなるし、朝は痛みで目が覚めるようになった。





 吐き気



ボシュリフ飲み始めてすぐ吐き気が始まったし、時間とともに楽になることもなかった。


ドンペリドン(吐き気止め)が全然効かなくて、吐くのももうしんどくなったから代わりにグラニセトロンを処方してもらったけど、逆に今度はその副作用でひどい便秘に。


便意もなくなり、排便コントロールが完全に出来なくなったから腹痛や腰痛、吐き気まで始まってどうにもならなくなった。



グラニセトロンはわたしの場合、1/3の量で便秘にならないけど吐き気も治らない。


半分の量で一日吐き気は治るけど3日便秘。


一本丸々飲んで一日半吐き気なく過ごせるけど5日便秘…みたいな。




倦怠感



他の症状もあったからそう感じたのかもしれないけど、とにかく身体がしんどくて鉛のように重たくて、ベッドの上から起き上がれない日も多かった。


生きていく上での最低限の動作さえ、ひどい疲労感で、まともに身体が動かなかった。




胸痛と胸の圧迫感



ボシュリフを飲み始めて約4週経った頃から、徐々に胸が痛くなって、痛み止めを飲むようになった。


夜になると痛みが強くなって、圧迫感は午前中が一番しんどかった。


一日の中でも結構波があったかも。




食欲不振



吐き気止めがよく効いてても食事はほとんど出来なかった。


一日通してお腹が空くことなんてないし、義務感で何か食べようとしてもまともに食べれない。


胃の容量はお寿司2貫分くらいだった。



単純にボシュリフの副作用で食欲不振になったことと、グラニセトロン(吐き気止め)で消化器官が動かなくなったことと、副作用で肝機能が悪くなったせいだったみたい。



ボシュリフを辞めたらまた食べれるようになったけど、ボシュリフを服用した1ヶ月弱の間で体重が5kg落ちた。



理由はどうあれ痩せたのはちょー嬉しい♡



だから、ボシュリフを中止してだんだん体重が戻ってきて、先生は「良かった」って言ったけど、わたしはだいぶ萎えたw




薬疹



ボシュリフを飲み始めてだいたい2週目くらいで突然、全身に皮疹が出た。


鬼痒いわけでもなく、気づいたらポリポリしてるくらいで、痛みもそんなに強いわけじゃなかったけど、見た目はなかなかインパクトあった。


ボシュリフを飲んでから皮膚の状態は結構悪かった。




脱毛



抜け毛が多いくらいだったけど、ボシュリフを中止する頃には頭皮の感覚はかなり鈍くなってた。



今までの経験からすると感覚が鈍くなってから脱毛が急速に進んだからそのまま継続または増量してたら確実に脱毛が進んでたと思う。






わたしの場合、ボシュリフで四肢や背中が痛くなることはなかった



他の抗がん剤は、どれも筋肉痛や関節痛、骨痛があったけど、ボシュリフに関しては胸痛以外の痛みは本当に何もなかった!




結局、ボシュリフ1錠ではIS値(血液中の白血病細胞の値)が下がらず、1錠で肝機能が悪くなったことで増量することもできず、その他の副作用でも継続困難ということで変薬が決まった。



頑張りたいって気持ちだけではなかなかうまくいかない…。



ほんと思うようにいかないな…。